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漂う子 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/11/07 |
JAN | 9784167913847 |
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漂う子
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カメラマンの直は付き合っている小学校教師の祥子から担任をしていた児童が「居所不明児童生徒」となった事を聞かされる。父親と共に失踪してしまったのだ。その少女のことを心配する祥子だが仕事もあり妊娠している事もあって自分で探しに行くことが出来ない。そんな彼女の代わりにその少女を探しに名...
カメラマンの直は付き合っている小学校教師の祥子から担任をしていた児童が「居所不明児童生徒」となった事を聞かされる。父親と共に失踪してしまったのだ。その少女のことを心配する祥子だが仕事もあり妊娠している事もあって自分で探しに行くことが出来ない。そんな彼女の代わりにその少女を探しに名古屋まで行くことになった直はそこで残酷な現実を知ることになる。 「デフヴォイス」の著者が描く被虐待児やその子供達を利用する親や救うことのできない社会の在り方。重たい内容だが、グイグイ読まされる。 救いのないラストだけれどおすすめ。
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居所不明児童という存在、その壮絶な状況。 そして虐待を受け居場所を無くした子供達。 親は守ってあげるべき立場なのに…。 やり切れなさを感じる。 子供を持つことが怖い直が、彼女の教え子を探していくうちに成長していく。
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居所不明児童をテーマにひとりの女の子に焦点を当て書かれた小説ではあるが、 丸山作品を読むと、小説の可能性を感じる。 読者を楽しませるというよりも、引き込みつつ「社会」と向き合うきっかけをくれる。 しかし、里親制度と養子縁組の混同はあってはならぬミスで残念であった。
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