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神聖ローマ帝国 ドイツ王が支配した帝国 世界史の鏡
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 刀水書房 |
発売年月日 | 2019/10/29 |
JAN | 9784887085121 |
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神聖ローマ帝国
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カール大帝のフランク王国は東西中に分裂。東フランク王国を収めるオットー1世は教皇より皇帝に戴冠される。以後ドイツ王がローマで教皇による皇帝戴冠を受ける慣行が成立。蛮族の侵入からキリスト教世界を守ることが使命とされる。 教会に不輸不入権を付与し諸侯の支配から解放し、教会領を王の支配...
カール大帝のフランク王国は東西中に分裂。東フランク王国を収めるオットー1世は教皇より皇帝に戴冠される。以後ドイツ王がローマで教皇による皇帝戴冠を受ける慣行が成立。蛮族の侵入からキリスト教世界を守ることが使命とされる。 教会に不輸不入権を付与し諸侯の支配から解放し、教会領を王の支配下に置いた。帝国教会政策である。皇帝、諸侯、教皇の三つ巴である。 オットー朝のイタリア遠征は、中フランク王国の再興阻止のためであった。 カノッサの屈辱後、ヴォルムス協約により皇帝は司祭の叙任権を喪失。諸侯よる封建領土化が進む。 13世紀から14世紀にかけ教皇による戴冠なく皇帝を称するようになり、神聖ローマ帝国は事実上ドイツ帝国となる。皇帝による中央権力、帝国議会による諸侯権力が二重に構成する身分国家である。帝国の連邦的構成はカール四世の金印勅書により認められた。 フェーデ(戦闘を伴う自力救済)は帝国を不安にさせ、帝国議会はフェーデを禁じた。 マクシミリアンの時代帝国は司法権と執行権を喪失し実際的力を失っていった。30年戦争後のウエストファリア条約により帝国は事実上解体。ヨーロッパの脇役となる。 ナポレオンに対抗すべく諸州はライン同盟を結成し帝国から離脱。皇帝はナポレオンから脅され帝冠を放棄し、帝国国政は消滅した。
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