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短編ミステリの二百年(vol.1) 創元推理文庫

アンソロジー(著者), リチャード・ハーディング・デイヴィス(著者), R.L.スティーヴンスン(著者), サキ(著者), アンブローズ・ビアス(著者), サマセット・モーム(著者), イーヴリン・ウォー(著者), ウィリアム・フォークナー(著者), コーネル・ウールリッチ(著者), リング・ラードナー(著者), デイモン・ラニアン (著者), ジョン・コリア(著者), 小森収(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/10/24
JAN 9784488299026

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短編ミステリの二百年(vol.1)

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商品レビュー

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2023/01/15

同じ東京創元社の乱歩編「世界推理短編集」も持っているのだが、積読本に隠れて発見できないのでこちらのシリーズから読み始める。 この巻1には20世紀初頭の作品が収められている。 錚々たる文豪のイメージのある作家の作品もあるが、やはり少々古臭さがあるのは否めない。 この本の中では、...

同じ東京創元社の乱歩編「世界推理短編集」も持っているのだが、積読本に隠れて発見できないのでこちらのシリーズから読み始める。 この巻1には20世紀初頭の作品が収められている。 錚々たる文豪のイメージのある作家の作品もあるが、やはり少々古臭さがあるのは否めない。 この本の中では、ウールリッチの「さらばニューヨーク」が、いかにもウールリッチ(アイリッシュ)らしい「暁の死戦」を思わせるタッチと展開で良かったのと、ラニアンの「ブッチの子守唄」がクライムノベルなのだが、クスリとするユーモアとオチが良くて印象に残った。 巻末に編者の詳細な解説がついており、多くの作品名をあげて丁寧に解説している。ただいかんせん自分が、解説に挙げられている作品の殆どを読んでないので、よく分からなかったのが残念だった。

Posted by ブクログ

2022/11/26

ミステリアンソロジー&たっぷりとした解説のような評論。「ミステリ」といってもかなり広義のミステリという印象です。ぴりっとしたユーモアの効いた作品が多いかな。なるほど、こういうのもミステリと言ってしまっていいのね。 お気に入りはサマセット・モーム「創作衝動」。これってミステリ? と...

ミステリアンソロジー&たっぷりとした解説のような評論。「ミステリ」といってもかなり広義のミステリという印象です。ぴりっとしたユーモアの効いた作品が多いかな。なるほど、こういうのもミステリと言ってしまっていいのね。 お気に入りはサマセット・モーム「創作衝動」。これってミステリ? と思わないでもないのですが。意外なユーモアを感じさせられるラストまでの道筋を「真相」とすれば、これはミステリでしょ。 アンブローズ・ビアス「スウィドラー氏のとんぼ返り」はさくっと短くてユーモラスな一作。デイモン・ラニアン「ブッチの子守歌」もユーモラスで好きだなあ。サキ「セルノグラツの狼」も、まさしくラストの二行でユーモアが効いています。 ウィリアム・フォークナー「エミリーへの薔薇」とジョン・コリア「ナツメグの味」は怪奇アンソロジーに収められていたこともあって再読。なんともいえない雰囲気が好きです。

Posted by ブクログ

2022/05/02

 良くも悪くも編者小森氏の評価が前面に出たアンソロジー。  もともとは、東京創元社〈Webミステリーズ!〉で連載された「短編ミステリ読みかえ史」をベースにしているので、収録された各短編にプラスして、かなりのページ数の解説というか、時代を追っての短編ミステリーの発展を論じる評論が付...

 良くも悪くも編者小森氏の評価が前面に出たアンソロジー。  もともとは、東京創元社〈Webミステリーズ!〉で連載された「短編ミステリ読みかえ史」をベースにしているので、収録された各短編にプラスして、かなりのページ数の解説というか、時代を追っての短編ミステリーの発展を論じる評論が付されている。  ジャンルとしてのミステリーをどう考えるかは人により様々だろうが、本書では1901年発表の「霧の中」を皮切りに作品が選ばれており、これもミステリーなのだろうかと感じるような広めのセレクトになっている。  本書で初めて知った作家としては、巻頭作『霧の中」のリチャード・ハーディング・デイヴィス、「ブッチの子守歌」のデイモン・ラニアン。  いかにもモームらしい「創作衝動」では、少数の知的読者を対象にする(したがってあまり売れていない )いわゆる純文学系の作家が、思いもしない出来事の勃発によりミステリー作品を書くことになる成り行きが描かれているのだが、両ジャンルの壁が厳然としてあった時代だからこその面白さである。  イーブリン・ウォーの「アザニア島事件」は、かなり早い段階で展開は読めるが、植民地における支配者側の生態や、何もないところに謎を見出すマニアを皮肉に描いていて、楽しく読める。  フォークナーの「エミリーの薔薇」、コリアの「ナツメグの味」は、言わずと知れた名作。読み手に真相を明らかにする手際が見事だ。  題名は知っていたのだが、今回初めて読んだウールリッチの「さらばニューヨーク」。重大な犯罪を犯してしまった夫、その事実を知りながらもあえて何も言わず逃避行を共にする妻。警察に追われているのではないかとビクつきながら逃げる二人に迫る出来事が間然となく描かれ、サスペンス満点である。  

Posted by ブクログ

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