はじめてのファシリテーション 実践者が語る手法と事例

鈴木康久(編者), 嘉村賢州(編者), 谷口知弘(編者)

• 販売会社／発売会社: 昭和堂
• 発売年月日: 2019/10/15
• JAN: 9784812219034

商品レビュー

2019/12/13

ファシリテーションとは何かから始まり、ファシリテーターの心構え、基本的な手法、場の作り方などが多数掲載されています。
ファシリテーションの基礎論から始まり、「第2章 ファシリテーションの手法」では、押さえておきたい手法として、アイスブレークに始まり、対話手法までが紹介されています。
実際に使ってみないと分からない部分が多いので、実践してみるためのガイドブックとして参考になる本です。
「第3章 ファシリテーションの実践」では、〈地域づくり〉〈学校教育〉〈研修・人材育成〉〈産業振興、商品開発〉〈組織運営・改革〉の各分野での実践が掲載されています。
どのような場で、どのようにプログラムがデザインされ、実践されたのか、そこから学んだことは何かなど、参考になります。

2019/10/31

ファシリテーションを体系的に学びたいので手に取りました。表紙のやさしい絵からは想像できないくらい、しっかりした内容に驚きました。
1章のファシリテーション基礎論や2章の手法はとてもうまく整理されていると感じており、辞書的に見返したい内容でした。要点を上手く押さえていたり、手法が見開きでまとめられており、使い勝手が良いと思います。
事例が豊富なのも面白かったですが、個々の事例のページ数が少ないため、もっと個々の事例にページを割いてほしかった、と感じました。
ファシリテーションのイメージがない人が読むと、だいぶイメージが掴める本だと思います。