警鐘

渡邉美樹(著者)

• 販売会社／発売会社: アチーブメント/アチーブメント出版
• 発売年月日: 2019/10/07
• JAN: 9784866430607

商品レビュー

2019/12/08

この経営者の気持ちは、よくわかる。
全く政治家として、実績を残せていなかったからだろう。ワタミの社員さんと違って、国会議員になる人というのは、相当たちの悪い人達である。

新米議員に仕事を任せるなんて、普通はしない。
利用価値のない人は、相手にされない。

渡邉氏は、企業経営の論理を、政治に応用しようとしたが、そんなに簡単なモノではない。
確かに渡邉氏は、カリスマを持っている。
人が自然と集まってくる。
それはワタミを見ればわかるが、一種の共同体に近い。共同体がズタズタになってしまった日本の現状では、ワタミみたいな会社に入りたいと思う人、渡邉氏のカリスマに酔いしれる人が一定数いる。

しかし、政治家は、全く違う。野心満々で、人を利用して権力を奪っていく。正直、政治家は、悪をよほど極めてないとなれない職業だと思う。

渡邉氏は、政治家になっても、自分を慕ってくれる人が出てきて、また話し合って、相手に影響を与えて、マウントをとれると思ったと思う。

しかし、そんな奴は、政治家に誰もいない。
考えが甘過ぎだと思う。
それなら、今理事長をしている
学校法人郁文館夢学園から、東大に入る学生を、
日本一にして、それから官僚にさせればいいと思う。

正直、この人の警告は、負け犬の遠吠えに近い。
日本が危機的な状況というのは、ワタミの社員が一番知っているはずだ。ただ、カリスマを持っている人が、カリスマを失ったり、なくなったりすると、
それを信仰していた人が、路頭に迷う。まずは、それを防ぐことを、第一に考えてもらいたい。

2019/11/05

久しぶりに自分自身を振り返り、胸が熱くなった本でした。

居酒屋経営者の先輩の渡邉美樹さん。彼の本に20代〜30代の頃、大きな影響をうけました。

経営者としての「考え方」や「行動の仕方」など沢山影響を受けました。

しかし、それから10年が経ちそれらの「大切な想い」を忘れている自分が居ました。

何の為に会社を経営しているのか？

美樹さんの言葉を胸にまた新たな気持ちで会社経営をして行きます。

日本の未来は一度は真っ暗になる。今はその闇に耐える為に強い会社を作る時。

自分には今、何が出来るか？もがいて前に進み答えを見つけ備えます。

ありがとうございました。