- 中古
- 書籍
- 書籍
美しき鐘の声 平家物語(三) 風の前の塵に同じ 意訳で楽しむ古典シリーズ
定価 ¥1,760
220円 定価より1,540円(87%)おトク
獲得ポイント2P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 1万年堂出版 |
発売年月日 | 2019/09/27 |
JAN | 9784866260488 |
- 書籍
- 書籍
美しき鐘の声 平家物語(三)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
美しき鐘の声 平家物語(三)
¥220
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
斎藤実盛、今までまったく知らなかったが、かっこよかった。「若者と対等に競って先駆けをしたい」という理由から、白髪を黒く染め、若作りをする老兵。絶対、見た目に無理があったのではないかと思うが、「老人扱いされ、人から侮られるのは悔しくて我慢ができない。だから、常に若々しくして出陣する...
斎藤実盛、今までまったく知らなかったが、かっこよかった。「若者と対等に競って先駆けをしたい」という理由から、白髪を黒く染め、若作りをする老兵。絶対、見た目に無理があったのではないかと思うが、「老人扱いされ、人から侮られるのは悔しくて我慢ができない。だから、常に若々しくして出陣するのだ」という「大人げない」じいさんが、平家への忠義を果たして討死するのが、個人的に好きだった。 敦盛と熊谷直実のエピソードも好き。自分の息子と同じ年頃の敦盛を討ち、仏道を求めるようになる直実。朝方、笛を吹いていたことを「優雅」と称するところにも、敬意があって好きである。 同じ笛のエピソードとして、清経も、海上で横笛を吹き、入水する。平家の笛のエピソードは、どちらも物悲しい雰囲気がすごく好み。 それにしても、自分としては、義経の印象は、あまりよくなかった。牛若丸のエピソードくらいしか知らなかったが、意訳されている部分では、勲功をあげるものの、かなり自分勝手で、かつ向こうみずな印象。かっこよさよりも、子どもっぽく見える。「鵯越の逆落とし」も「屋島の奇襲」も、結果よかったからよかったものの……、という感じであんまり好きではなかったな。 といった、ミーハーな感想しか持てないところに、まだまだ『平家物語』を読みこなせていないと我ながら思う。今度は、古川日出男の訳で読もうかと思う。
Posted by