あの社長のこの言葉

市川覚峯(著者)

• 販売会社／発売会社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 発売年月日: 2019/09/13
• JAN: 9784799325155

商品レビュー

2024/04/26

◾︎印象に残った--------------------------------
・日本生命保険/弘世 現(ひろせ げん)
→電車で乗り合わせた人など、その辺にいる全ての人が自分のお客様かも...と思って生きてた。(めっちゃわかる！最近の企業はこのスピリッツ見習って!?あなた、逆に私がお客さんになるかもしれないのよ？って態度の企業が本当に多い…。近年1人でも多くの顧客を囲うべきだと思うんのだけど…。)

・森ビル(アークヒルズ) /森 泰吉郎(もり たいきちろう)
→儲けが無ければ自らは成り立たない。ただ、その儲けばかりに目が眩むと失敗しますよっていう話(ほんとにね！まずはお客さん大事にしよう！目先の儲けに走ってる企業多くないか？)

・竹中工務店/竹中 藤右衛門(たけなかとうえもん)
→東京タワー作った会社。デカい看板や広告宣伝なんていらない。良い物が出来れば自ずと人が集まってくるものだ(リスペクトスピリッツ！確かに声がデカくてもやってる事がイマイチな所もあるよね！)

・豊年製油/杉山 金太郎(すぎやま きんたろう)
→一次逃れで嘘を付いておさめたい時もあるだろうが、その嘘が後々響くこともある。正直に真面目にいた方が、無駄につくろう必要がない。信頼される人であれ！言うは易し行うは難し(やっちゃった事は正直に言おう！後からバレたら今の時代炎上必須...)

伊勢丹/小菅丹治(こすげ たんじ)
→従業員も社長も平等に同じものを食べた。しからず人間を尊重して働きやすい環境を整えた。(日本人、このスピリッツは何処？？？)

総括
どこの企業もお客さんを第一に考え、「社員」ではなく1人の人として尊重している考えの会社が大きくなっていってることがわかった。この考えを持ってる企業って今一体どれだけあるんだろう？だから衰退の一途を辿るのでは？だから不祥事が多いのでは？
色々と考えさせられる1冊でした。