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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ワニブックス |
発売年月日 | 2019/09/10 |
JAN | 9784847066252 |
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面白いとは何か?面白く生きるには?
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商品レビュー
3.6
52件のお客様レビュー
感想 美人投票に参加しない。自分の鼻を信じて面白そうな方に歩いてみる。だけどプロはそれだけでは食っていけない。だから評判を気にする。
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■面白かったところ Amazonで評価が低いものほど、売れているのである。 どうしてこんなことになるのかというと、売れていない本ほど、熱心なファンが割合として多く買っているから、評価が高くなる →売れてる本はファン以外の手にも届くので批判的な評価が多くなり、評価が下がる →負の...
■面白かったところ Amazonで評価が低いものほど、売れているのである。 どうしてこんなことになるのかというと、売れていない本ほど、熱心なファンが割合として多く買っているから、評価が高くなる →売れてる本はファン以外の手にも届くので批判的な評価が多くなり、評価が下がる →負の相関がある →★面白い、、、星の数だけでは図れない理屈 ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと ■最近の面白さの流行りは共感 楽しさ、寂しさ、悔しさ、悲しさ、あるいは怒り、憤りのようなものが心に伝わってくる 評判が良いものが「面白い」と感じられる指標になるのだから、作る側は、「面白い」ものよりも、「評判を良く」する工夫を優先するようになる →本当の面白さを見失うことになる ■意外性の面白さ 「それは思いつかなかった。でも、いわれてみれば、そうだな」というように、手が届くところに答があったけれど、ちょっと方向がずれていた、というような「ぎりぎり」の感覚 →★これはよくわかる、歌も同じ ■とっぴな面白さ 捨てられたガムのように寂しかった 相手に一瞬手を止めさせ、息を止めさせ、考えさせる →予想さえさせない ■面白さは自由を目指している 自分が思い描いたものを形にする行為であり、自由の獲得が目的 自由は、自分が計画したとおり、自分が予定したとおりに生きることであり、それが人間の満足の根源でもある。 →★この考えはなかった。新鮮だ。 ■面白さの種類 ・言動や思考が面白い場合 ・日常のネタを拾うことが大事 →そのおかしさに普遍性や応用性を見出せる思考力があってこそ、利用ができる →★歌に出来ている気がする ■おかしさを一般化する 現実に起きたおかしさは特殊なもの →どうしてそれがおかしかったか考える 言葉、理屈、誤解、反応、偶然 伏線になっていたから、など →使える仕組みを抽出する ■面白さを維持するためには 「面白さ」を維持するためには、どんどん新しいものへシフトするか、まったく新しいものを生み出すしかない ■人間には、それぞれ違いがあって、向き不向きがあります。ですから、得意なものをアウトプットし、欲しいものをインプットする、という「交換」が行われ、これが社会の基本的な仕組みとなっています →★なるほど、この考えは良い。アウトプットできた人が偉いのではなく、インプットしている側もどこかで得意なことをアウトプットしている。確かにそうだ。 ■面白くないな、と感じるのは、面白いことを知っているから →★大学最初の時は本当にこれだった。 ■森さんがやってみたい「面白いこととは」と問われて →生きることが、面白いことをやっている状態です。死ぬまでは、生きていたいですね。 ■面白さの条件 →簡単には得られないこと、達成感にある →→★US案件は何年もどこの会社もできなかったことだから面白いと思う ■面白さはアウトプットにある →★だから二次創作ができるものじゃないと当たらない ■SNSの広がりから身近な指導者に従う習性が広がる →先生の言うことは聞かないが、身近な先輩や兄貴的な人の言うことは行くようになる ■現代ほど個人主義の時代はかつてなかった。社会のあらゆるシステムが、一人暮らしをサポートするように機能してい →ネット、携帯、コンビニ、ワンルームマンション ■面白くないのは「つまらない」ことだが、「寂しい」からというわけではない。 ■面白いのジャンル ・可笑しい ・興味深い ・思い通りになる ・手応えがある ・動きがある ・意外性 ・欲求を満たす ■小さい頃あまり買ってもらえなかったので自分で面白いものを作っていた →★松本人志も、両学長も同じようなことを言っていた。何でも買ってあげるだけが教育ではない
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森博嗣さんが考える「面白い」とは。 面白いとひとくくりにしても、 様々な状態や心境があるよね、という。 おおお、なんか森さんぽい…!笑 と冒頭から読んでいて感じます。(何様。笑) なんでミステリーを描こうと思ったのか、 作品を創作する上で気にしていることとは。 なるほど…と...
森博嗣さんが考える「面白い」とは。 面白いとひとくくりにしても、 様々な状態や心境があるよね、という。 おおお、なんか森さんぽい…!笑 と冒頭から読んでいて感じます。(何様。笑) なんでミステリーを描こうと思ったのか、 作品を創作する上で気にしていることとは。 なるほど…とビジネスの一端を垣間見た気分です。 私か感じていた森さんの作品へのイメージの答え合わせと、伏線を回収してもらったような気持ちでした。苦笑 面白さは他人から与えられるものではなく、 自分で作るもの。 結局人はひとりで生きているんだから、 面白さも他者に依存せず、自ら作る。 私にとっては読書かもしれない。 読書があれば孤独ではない。 というか、孤独でも面白いし、楽しい状態でいられる。 そして現代はアウトプットをしたい人が多いと。 インプットしたい人より、アウトプットしたい人の数の方が多いのではないかと。 確かに…。 私もこうしてレビューを書いている時点でその一人かも。苦笑 森さんに対して勝手に親近感がわいて、未読のミステリー作品も読みたいと思いました。 そして、新書の他の本も。
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