面白いとは何か?面白く生きるには? の商品レビュー
面白いは自由に向かう方向性を感じてる状態 自由は自分で計画したり自分が予定した通りに生きること 面白いは新しさ、意外性 自分で思いつく面白さがないと飽きる 自分の面白いを知る、思いつくのが大変 わかってしまえば実行あるのみ
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感想 美人投票に参加しない。自分の鼻を信じて面白そうな方に歩いてみる。だけどプロはそれだけでは食っていけない。だから評判を気にする。
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■面白かったところ Amazonで評価が低いものほど、売れているのである。 どうしてこんなことになるのかというと、売れていない本ほど、熱心なファンが割合として多く買っているから、評価が高くなる →売れてる本はファン以外の手にも届くので批判的な評価が多くなり、評価が下がる →負の...
■面白かったところ Amazonで評価が低いものほど、売れているのである。 どうしてこんなことになるのかというと、売れていない本ほど、熱心なファンが割合として多く買っているから、評価が高くなる →売れてる本はファン以外の手にも届くので批判的な評価が多くなり、評価が下がる →負の相関がある →★面白い、、、星の数だけでは図れない理屈 ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと ■最近の面白さの流行りは共感 楽しさ、寂しさ、悔しさ、悲しさ、あるいは怒り、憤りのようなものが心に伝わってくる 評判が良いものが「面白い」と感じられる指標になるのだから、作る側は、「面白い」ものよりも、「評判を良く」する工夫を優先するようになる →本当の面白さを見失うことになる ■意外性の面白さ 「それは思いつかなかった。でも、いわれてみれば、そうだな」というように、手が届くところに答があったけれど、ちょっと方向がずれていた、というような「ぎりぎり」の感覚 →★これはよくわかる、歌も同じ ■とっぴな面白さ 捨てられたガムのように寂しかった 相手に一瞬手を止めさせ、息を止めさせ、考えさせる →予想さえさせない ■面白さは自由を目指している 自分が思い描いたものを形にする行為であり、自由の獲得が目的 自由は、自分が計画したとおり、自分が予定したとおりに生きることであり、それが人間の満足の根源でもある。 →★この考えはなかった。新鮮だ。 ■面白さの種類 ・言動や思考が面白い場合 ・日常のネタを拾うことが大事 →そのおかしさに普遍性や応用性を見出せる思考力があってこそ、利用ができる →★歌に出来ている気がする ■おかしさを一般化する 現実に起きたおかしさは特殊なもの →どうしてそれがおかしかったか考える 言葉、理屈、誤解、反応、偶然 伏線になっていたから、など →使える仕組みを抽出する ■面白さを維持するためには 「面白さ」を維持するためには、どんどん新しいものへシフトするか、まったく新しいものを生み出すしかない ■人間には、それぞれ違いがあって、向き不向きがあります。ですから、得意なものをアウトプットし、欲しいものをインプットする、という「交換」が行われ、これが社会の基本的な仕組みとなっています →★なるほど、この考えは良い。アウトプットできた人が偉いのではなく、インプットしている側もどこかで得意なことをアウトプットしている。確かにそうだ。 ■面白くないな、と感じるのは、面白いことを知っているから →★大学最初の時は本当にこれだった。 ■森さんがやってみたい「面白いこととは」と問われて →生きることが、面白いことをやっている状態です。死ぬまでは、生きていたいですね。 ■面白さの条件 →簡単には得られないこと、達成感にある →→★US案件は何年もどこの会社もできなかったことだから面白いと思う ■面白さはアウトプットにある →★だから二次創作ができるものじゃないと当たらない ■SNSの広がりから身近な指導者に従う習性が広がる →先生の言うことは聞かないが、身近な先輩や兄貴的な人の言うことは行くようになる ■現代ほど個人主義の時代はかつてなかった。社会のあらゆるシステムが、一人暮らしをサポートするように機能してい →ネット、携帯、コンビニ、ワンルームマンション ■面白くないのは「つまらない」ことだが、「寂しい」からというわけではない。 ■面白いのジャンル ・可笑しい ・興味深い ・思い通りになる ・手応えがある ・動きがある ・意外性 ・欲求を満たす ■小さい頃あまり買ってもらえなかったので自分で面白いものを作っていた →★松本人志も、両学長も同じようなことを言っていた。何でも買ってあげるだけが教育ではない
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森博嗣さんが考える「面白い」とは。 面白いとひとくくりにしても、 様々な状態や心境があるよね、という。 おおお、なんか森さんぽい…!笑 と冒頭から読んでいて感じます。(何様。笑) なんでミステリーを描こうと思ったのか、 作品を創作する上で気にしていることとは。 なるほど…と...
森博嗣さんが考える「面白い」とは。 面白いとひとくくりにしても、 様々な状態や心境があるよね、という。 おおお、なんか森さんぽい…!笑 と冒頭から読んでいて感じます。(何様。笑) なんでミステリーを描こうと思ったのか、 作品を創作する上で気にしていることとは。 なるほど…とビジネスの一端を垣間見た気分です。 私か感じていた森さんの作品へのイメージの答え合わせと、伏線を回収してもらったような気持ちでした。苦笑 面白さは他人から与えられるものではなく、 自分で作るもの。 結局人はひとりで生きているんだから、 面白さも他者に依存せず、自ら作る。 私にとっては読書かもしれない。 読書があれば孤独ではない。 というか、孤独でも面白いし、楽しい状態でいられる。 そして現代はアウトプットをしたい人が多いと。 インプットしたい人より、アウトプットしたい人の数の方が多いのではないかと。 確かに…。 私もこうしてレビューを書いている時点でその一人かも。苦笑 森さんに対して勝手に親近感がわいて、未読のミステリー作品も読みたいと思いました。 そして、新書の他の本も。
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なんかパッとしないなと感じてる人に読んでほしい一冊!大学生にオススメ。 つまらないのは自分のせいを代弁している本でもあると思う。 TikTokで動画を出すのか楽しいのも、Instagramでストーリーを更新するのが楽しいのも、そこにはアウトプットの面白さがあるからかも。 こ...
なんかパッとしないなと感じてる人に読んでほしい一冊!大学生にオススメ。 つまらないのは自分のせいを代弁している本でもあると思う。 TikTokで動画を出すのか楽しいのも、Instagramでストーリーを更新するのが楽しいのも、そこにはアウトプットの面白さがあるからかも。 ここでは相場のおもしろさの話じゃなくて主観のおもしろさについてである。
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インプットする面白さとアウトプットする面白さの性質の違いにハッとさせられた。 インプットだけだとなんだか息が詰まるような感じがするのは、やっぱり理由があったみたいだ。
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まずは夢中になれるようなものを見つけるところからだなと、改めて思った。 森さんはいつ明快ですきだな。
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▼自由 ・自由は、仕事がなくて、ゴロゴロと寝ている「暇」のことではないし、いつまでも起きなくてもよい休日のことでもない。自由は、自分が計画した通り、自分が予定した通りに生きる事であり、それが人間の満足の根源でもある。 ・したがって、「面白い」というのは、この自由へ向かう方向性を感...
▼自由 ・自由は、仕事がなくて、ゴロゴロと寝ている「暇」のことではないし、いつまでも起きなくてもよい休日のことでもない。自由は、自分が計画した通り、自分が予定した通りに生きる事であり、それが人間の満足の根源でもある。 ・したがって、「面白い」というのは、この自由へ向かう方向性を感じている状況であり、いずれ自分は満足するぞ、という予感が、その人を笑顔にさせるのである。 ▼生き辛さ ・まず基本的な原理というか傾向を理解する事です。なにかを積み重ねた結果として、良いことが得られます。畑を耕し、種を蒔き、雑草を取り除き、しかも天候に恵まれれば、最後に収穫することができます。ものごとは、大体こういう仕組みになっています。 ・「生き辛さ」は、現在収穫が無い畑に立っている人が感じるものです。その「生き辛さ」は、その人が長い時間をかけて作り出した結果でもあります。目の前にあるのは、「生き辛さ」が現れるまで、放っておいた畑なのです。 ・ですから、どうしたら「生き辛さ」がなくなるのかといえば、今から畑を耕し、種を蒔き、雑草を取りなさい、としかいいようがありません。それをすべてしても、天気が悪ければ収穫はありません。でも、みんながこうして生きているのです。すぐには改善しません。長い時間がかかると思います。 ▼面白い ・人生には「面白さ」が必要である。というよりも、生きることが「面白い」ことを探す旅だといっても良いだろう。 ・若者は「面白い」ものを見ているのではなく、他者よりも「面白い」ものを求めている。いくら「面白さ」が普及しても、相対的な価値を重視すれば、むしろ埋没してしまう、という感覚なのではないだろうか? ・「面白さ」はアウトプットにある。インプットする「面白さ」の何十倍も大きい。(例;音楽を聴くより、自分で演奏し歌う) ▼貢献 ・少し穿った見方をすれば、社会への貢献を図るとしたら、それは収めた税金の額ではないだろうか。客観的にみて、これが一番直接的な指標である。
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私は「面白い」ものとは、いつか探し続けていればい、インプットし続ければ出会えるものだと思っていた。 しかし、この本を読んで「面白い」ことはどこかに落ちているものではなく、自分が生み出すものだということに気付かされた。 本当に「面白い」ことはインプットから生まれるのではなく、アウト...
私は「面白い」ものとは、いつか探し続けていればい、インプットし続ければ出会えるものだと思っていた。 しかし、この本を読んで「面白い」ことはどこかに落ちているものではなく、自分が生み出すものだということに気付かされた。 本当に「面白い」ことはインプットから生まれるのではなく、アウトプットから生まれるものなのだ。 インプットによる「面白い」は一時的なものであり持続性のあるものではない。 これからは、やりたいことを妄想だけで終わらせるのではなく、行動に移す。つまりアウトプットすることで、自分の畑にたくさんの種を蒔く。育たないものもあるかもしれないが、種を蒔かなければ花は咲かない。 この気持ちを持って、多くのことに取り組んでみようと思った。
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面白いってなんですかって言う入りです。興味深い、滑稽なってだけでなく、たくさんの面白いがある。それを考えもしないで面白いものをって論じるのはどうなんだろう的な入りから、でもそもそも、その面白さをどう感じるかって結構、人によって異なってくるよねと、定義から、今度は尺度に広がっていき...
面白いってなんですかって言う入りです。興味深い、滑稽なってだけでなく、たくさんの面白いがある。それを考えもしないで面白いものをって論じるのはどうなんだろう的な入りから、でもそもそも、その面白さをどう感じるかって結構、人によって異なってくるよねと、定義から、今度は尺度に広がっていきます。平易な言葉で書かれているし、エピソード的なものも多いのでサラッと読めますけど、面白いに関する多様性なんていうレポートを書くのにうってつけなくらいの情報量だったりします。そして、その面白さを目指す生き方とは?考えちゃいますね。
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