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ラグビー知的観戦のすすめ 角川新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/09/07 |
JAN | 9784040823195 |
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ラグビー知的観戦のすすめ
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップに向けて書かれた観戦ガイドのようなもの。 とはいえ、ラグビー観戦において分かりにくいところや分かると面白いところについての普遍的な解説もあるのでいつ読んでも面白いと思う。 基本的なラグビーのルールを知っている人向け。 個人的には...
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップに向けて書かれた観戦ガイドのようなもの。 とはいえ、ラグビー観戦において分かりにくいところや分かると面白いところについての普遍的な解説もあるのでいつ読んでも面白いと思う。 基本的なラグビーのルールを知っている人向け。 個人的には、タックルからブレイクダウンが発生するまでに刻々とどのようなことが起こっているのかが分かったのが大きかった。 倒れた(膝をついた)瞬間に選手は無となりグラウンドと一体化する。 だから倒れた選手はボールを操ってはいけないし、倒れた選手に寄りかかっている選手は立っているとは言えない。 ラグビーの良さを熱く語っている部分も良かった。その良さは試合やその前後の選手を見ていれば自然と伝わってくる。
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元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗がラグビーワールドカップ(RWC)を愉しみたい人向けに著した作品『ラグビー知的観戦のすすめ』を読みました。 ラグビー関係の作品は久し振りですね… 多分、前回のラグビーワールドカップ(RWC)の頃に読んで以来だから4年振りかな。 ------ 20...
元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗がラグビーワールドカップ(RWC)を愉しみたい人向けに著した作品『ラグビー知的観戦のすすめ』を読みました。 ラグビー関係の作品は久し振りですね… 多分、前回のラグビーワールドカップ(RWC)の頃に読んで以来だから4年振りかな。 ------ 2019年ラグビーワールドカップを100倍楽しむ! 「ルールが複雑」というイメージのあるラグビー。 試合観戦の際、勝負のポイントを見極めるにはどうすればよいのか。 ポジションの特徴や、競技に通底する道徳や歴史とは? 日本初開催となるW杯をとことん楽しむために元日本代表主将が説く観戦術の決定版! ------ 第10回ラグビーワールドカップ(RWC)2023フランス大会が開幕しました… ということで、蔵書の中から本書を選択、、、 前回大会向けに刊行された作品ですが、出場国・地域の情報以外は、基本的に変わらないモノなので愉しく読めました。 ■第1章 ラグビーをやっているのは、こんな人たちだ ~各ポジションのキャラクターがわかればラグビー理解がグンと深くなる~ ■第2章 ラグビーはこう見ると、よくわかる! ・なぜパスを放るのか ・なぜキックを蹴るのか ・なぜ1対1はビッグチャンスにつながるのか ・タックルのあと、グラウンドでは何が起こっているのか ・ボール争奪の原則 ・密集戦の反則はどういうときに起こるのか ・ブレイクダウンのもうひとつの見方 ・中世からの伝統を受け継ぐ「セットプレー」 ・スクラムとラインアウトのどちらがアタックを仕掛けやすいか ■第3章 「世紀の祭典」ワールドカップと、世界ラグビーの勢力図 ・ラグビーを生んだフットボール ・カップ戦の誕生 ・アマチュアリズムとプロフェッショナリズム ・加速度的に成長したラグビー・ワールドカップ ・ラグビーの代表選手資格(エリジビリティ)はなぜ国籍だけではないのか ・南半球がワールドカップで強い理由 ・地元開催のワールドカップで、日本代表に期待するもの ・ジャパンのライバルたち(アイルランド、スコットランド、ロシア、サモア) ほか ■第4章 僕がラグビーを大好きな理由 ・ラグビー最大の魅力は「多様性」 ・ラグビーが教えてくれた「議論する」文化 ・代表チームのキャプテンであることの重圧と喜びを越えて ・僕にとってのラグビーは「多面体」である ・みんなで「アンセム(国歌)」を歌ってワールドカップを盛り上げよう! ほか ■付録 アンセムを歌おう! 歌詞カード ラグビーの原則等がわかりやすく解説してありましたね… ボールを持った人が一番先頭にいる、立っている人しかプレーできない… これだけ理解しているだけで、他のことがすんなり理解できると思います、、、 あと、仲間に対する思い… 信頼関係が土台で、信頼を裏切らないように、皆が身体を張る… この気持ちは良くわかりますよね。 ラグビーの歴史の復習にもなりました… フットボール(=サッカーではない)から生まれたことや、カップ戦がなかなか実現しなかったこと、無償でプレーするアマチュアリズムが美徳として強調されていたこと、代表選手資格が国籍だけではない理由 等々、愉しく読めました。 昨夜、日本代表はラグビーワールドカップ(RWC)の初戦のチリ戦に"42-12"で勝利… フィットネスで優位に立った終盤、もっと圧倒してほしかったなー ディフェンス面等の反省点も多いと思うので、プレーの精度を上げて、来週のイングランド戦に挑んでほしいですね。
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「自分が日本を離れる時には、今着ているこのジャージーの価値を上げて去りたい」 「ワールドカップ で勝ちたい」「優勝したい」のいったことを目標にしてうるのに対して、オールブラックスは、それよりもひとつ上の価値を見て活動している。「世界にラグビーを広める伝道師のようなミッション。 ...
「自分が日本を離れる時には、今着ているこのジャージーの価値を上げて去りたい」 「ワールドカップ で勝ちたい」「優勝したい」のいったことを目標にしてうるのに対して、オールブラックスは、それよりもひとつ上の価値を見て活動している。「世界にラグビーを広める伝道師のようなミッション。 良い人間でなければオールブラックスにはなれないという哲学。 一般に、日本人は違憲の衝突を嫌う傾向がある。 僕らのマインドには「ムラを大事にする」と言った気持ちが根付いてるし、「忖度」や「空気、行間を読む」と言ったことを大切にする。これは文化として、「和」を重んじているところに通じているが、海外の人はそうではない。 ラグビーは英国生まれのスポーツで、議論の中からルールが作り上げられたスポーツだ。だから今でも議論するところは徹底的に議論する。恐れずに意見をたたかわせる。つまり、ラグビーという競技の構造には、日本的な文化に馴染まないような価値観に基づいていると考えられる。 このチームはすごく「ファミリー感」があって、個人の判断を重要視するチームだった。仲間を思いやるような人間の感情が重んじられていて、僕にはそこが魅力的だった。 ラグビー選手である以前に、お互いを人間として認め合っているから楽しかったし、そういう人間くささが大好きだった。ひとりひとりの仲間の顔があって、その上にラグビーがあるような感じだ。 「こういう仲間と一緒に何かを成し遂げたい」「こういう仲間といっしょにラグビーをやりたい」という気持ちになるのたま。 レガシー(未来に引き継ぐべき遺産) スタジアムや施設といったインストラクチャーにかぎらない。一人ひとりの心に残った「海外の人ちといっしょに経験を共有できた」という手応えも、レガシー。
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