本当は、ずっと愚かで、はるかに使えるAI 近未来人工知能ロードマップ

山田誠二(著者)

• 販売会社／発売会社: 日刊工業新聞社
• 発売年月日: 2019/08/28
• JAN: 9784526079993

商品レビュー

2021/01/22

ＡＩに対する期待に疑念を持っている人におすすめ。

【概要】
●ＡＩの本質、得意分野と不得意分野
●ＡＩに代替できないタスク
●ＡＩ導入によって新たに増えるタスク
●ＡＩの判断結果をどのように使うか　　　など

【感想】
●わかりやすい説明になっており、ＡＩを専門に扱っていない一般の人向け。
●まずはＡＩリテラシーが必要であることが理解できた。
　そして、ＡＩに代替できるものはＡＩに任せ、人は人にしかできないタスクをする。言うのは簡単だが、この割り振りはよく吟味しないといけない。
●人とＡＩがお互いの欠点を補うことにより、組織として最高の能力を発揮することができる。これを目指したい。

2020/06/26

一般人向けの本。内容が薄いって感想が多いようですが、個人的には知らない事も色々あり、面白く読めました。
メディアで活躍されてる他の有名研究者の方は、シンギュラリティは起こるかのように話されてましたが、この著者は起こらないとおっしゃっていました。
とはいえ、今後間違いなく生活の色々な場面でAIを使っていくことになりそうです。今の50〜60代の方は、社会人になってから、マイクロソフトオフィスソフトの使い方を後から学んで使うようになった世代かなと思うのですが、私も、今後同様にAIの使い方を勉強して会社で使いながら業務するようになるのかな？

2019/12/14

AI専門家が一般向けに優しくAIについて語った本。
分かり易さを追求してあまりに簡単に概要だけを述べたせいか、中身がスッカスカ。
ざっくり要点をまとめると「AIには、得意なことと不得意なことがある」これだけ。
AIについて、なんとなく分かるようで、結局何も分からない。そんな本です。