欺す衆生

月村了衛(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2019/08/27
• JAN: 9784103395324

商品レビュー

2024/09/03

シンタロウさんおすすめの一冊
ありがとうございます♪

豊田商事事件をもとに描かれた犯罪小説

ずっしりと結構分厚いんですが、
序盤でもう盛り上がってきて
え、この先どうなるの？！って感じでした

豊田商事事件のころはまだ子どもで
あんまり記憶にないんですが
面白く読めました！

いやもうね、こわい。
私の周りのあれも、これも
全部詐欺に見えてきます(；´Д`A
大丈夫かな、、、
騙されてないかな、、、

騙されないように、騙されないように生きていても、カモにされたらもう逃げられないですね、、これは、、、

そもそも詐欺はダメなことなんですけど
なんか読んでると麻痺してくるんです。
巧みな話術で騙し合い、どう攻めていくのか、問題が起きたらどう解決していくのか
ハラハラしちゃうんですよね
成功しちゃダメなのに

隠岐や、家族、周りの仕事仲間も
どんどん変わっていく姿も怖い
人って強欲、、どこまでも強欲、、、
変貌ぶりも楽しませてもらいました！！

次の月村さんはかなさんおすすめの
脱北航路を借りてきます(｀_´)ゞ

2024/08/18

うわぁ…こうきたか。先を読ませぬ展開。妻の伯父に騙されて背負った借金のためやむを得ず入社した詐欺商法の会社。そこから少しずつ人生の歯車が…。読みごたえ満点、たっぷり楽しんだ。お金って怖いですね…

2024/02/09

これは面白い。
最初から最後まで、ずっと面白い。

ゆっくり読んだけれど前半の方ですでに盛り上がり面白くなってきて、まだページ数沢山あるけど、どんな展開になるの⁉︎って嬉しかった。

しみじみと面白い。
身近にあったら恐ろしいけど。
一応終わったけど、まだ延々と続くんじゃなかろうかっていうくらいの感じ。
こういうのもっと読みたい。