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私の大往生 文春新書1229
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/08/20 |
JAN | 9784166612291 |
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私の大往生
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3件のお客様レビュー
これは、中々、重い内容です。 しかし、いずれはやってくる死を、真面目に考えておく必要があると思うし、今年に入って同級生が相次いで病死するなど、正に、読むならば今しかない、という感じの本。 この本は、2012年以降、週刊文春に投稿された14名の死に対する考え方が書かれている。 投...
これは、中々、重い内容です。 しかし、いずれはやってくる死を、真面目に考えておく必要があると思うし、今年に入って同級生が相次いで病死するなど、正に、読むならば今しかない、という感じの本。 この本は、2012年以降、週刊文春に投稿された14名の死に対する考え方が書かれている。 投稿者は高齢者が多く、死が現実的な方々である。 投稿者14名は、敬称略で、 ・内海桂子 ・中村仁一 ・渡邉恒雄 ・外山滋比古(1923~2020) ・佐藤愛子 ・酒井雄哉(哉の字は、正確ではない) ・やなせたかし(1919~2013) ・小野田寛郎(1922~2014) ・金子兜太(1919~2018) ・橋田壽賀子(1925~2021) ・出口治明 ・高田明 ・大林宣彦(1938~2020) ・柳田邦男(1936~) 78頁。 ---心臓がポンと止まっちゃった。その時、見ていた隣のおばさんが「いてもうた!」って叫んだんだよ(笑)。--- 死は重いものというのは思い込みと言えば、多分そうなのだろう。 生まれてから、死んでいく、というのは、自然のこと。 死を重く考えすぎる方は、軽く考えるのも良い。 ●2020年8月29日、追記。 内海桂子さんが亡くなったので、彼女の投稿を読み返してみた。 夫である成田マネージャーとの関係が興味深いですね。 24歳年下で1999年に入籍したとのこと。 つまり、内海桂子さんが77歳位で、成田マネージャーが53歳位ですか。 成田マネージャーは、内海桂子さんに、手紙を300通位出したそうですね。 ●2020年11月22日、追記。 外山滋比古さんが、2020年7月30日に96歳で亡くなっている。 この本に載っているのは、2012年初出なので、外山さんが88歳位の時に書いたものです。 43頁に次のように書かれている。 若くて現役のうちは、あまり忙しいのはありがたくない。忙しいのは困ると考えがちです。過労死とか、悪い事ばかり、皆注目します。しかし歳を取れば、暇になって病気をして「無労死」もあり得るわけです。ある時期からは、忙しすぎる方が暇すぎるよりもずっといい。 ●2022年4月24日、追記。 橋田壽賀子さんも、亡くなってから1年になる。 早いものである。 以下、ウィキペディアより。 橋田 壽賀子(はしだ すがこ、1925年〈大正14年〉5月10日 - 2021年〈令和3年〉4月4日)は、日本の脚本家、劇作家、タレントである。本名:岩崎 壽賀子(いわさき すがこ)(旧姓:橋田)。位階は従三位。静岡県熱海市名誉市民。
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「大往生」を広辞苑で引くと、「安らかに死ぬこと。少しの苦しみもない往生」とある。そんな理想的な死のかたちとはどういうものか、人生を達観した十四人に尋ねた。死への恐怖、印象に残った死に方、人生への思い―人生のしまい方を考える糧となる‼️ 理想は「孤独死」と「野垂れ死に」❗️中村仁一...
「大往生」を広辞苑で引くと、「安らかに死ぬこと。少しの苦しみもない往生」とある。そんな理想的な死のかたちとはどういうものか、人生を達観した十四人に尋ねた。死への恐怖、印象に残った死に方、人生への思い―人生のしまい方を考える糧となる‼️ 理想は「孤独死」と「野垂れ死に」❗️中村仁一(医師) 主筆室でポックリ死んでいて、秘書に発見される:渡邉恒雄 寿司をのどに詰まらせて死ぬ、なんていいね:外山滋比古 覚悟を決めて七転八倒して死にます:佐藤愛子 自分のすべてを社会に残して、空っぽで死んでいく‼️酒井雄哉(天台宗大阿闍梨) みんなを笑わせながら、面白く死にたい(やなせたかし) ジャングル生活三十年で死に対して不感症になった 小野田寛郎 突然倒れて「あら」っていうのがいいね(内海桂子) 種田山頭火のように酔って“コロリ” 金子兜太(俳人) 理想は安楽死。後のことは全部決めてある‼️(橋田壽賀子) 織田信長の死に方には、痺れました(出口治明) 七十五歳までに語学留学。百十七歳まで生きる(高田明) 余命半年の宣告を受けて、映画を撮る資格がもらえたと思った 大林宣彦(映画監督) 人生の最終章を生きるための「十の心得」‼️(柳田邦男)
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【佐藤愛子、渡邉恒雄、小野田寛郎……】安らかに、苦しみもない往生。そんな理想的な死はどうすれば迎えることができるのだろうか。人生を達観した先達たち十四人に尋ねた。
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