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戦場のコックたち 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2019/08/09 |
| JAN | 9784488453121 |

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戦場のコックたち
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商品レビュー
4
131件のお客様レビュー
第二次世界大戦の戦場で、コック兵として従軍する主人公の視点から描かれる物語は、戦争文学としてもミステリーとしても新鮮でした。 戦場の緊張感の中で繰り広げられる日常の描写がリアルで、特に食事を通じた人間関係の描き方が素晴らしかったです。 ただ、前半の展開がやや冗長に感じられ、物語に...
第二次世界大戦の戦場で、コック兵として従軍する主人公の視点から描かれる物語は、戦争文学としてもミステリーとしても新鮮でした。 戦場の緊張感の中で繰り広げられる日常の描写がリアルで、特に食事を通じた人間関係の描き方が素晴らしかったです。 ただ、前半の展開がやや冗長に感じられ、物語に没入するまで時間がかかりました。 それでも後半にかけて戦争の過酷さと人間ドラマが丁寧に描かれており、読後には深い余韻が残る一冊でした。
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戦場でもコックさんはのほほんとご飯作るのよ、って話じゃなかった。当たり前だけど、題名になんか微妙な救いを求めてしまった…5話仕立て。下手な初陣のキョロキョロ感から、だんだん練れてきて、仲間も壊れていく人も多い中、よく頑張ったとは思う反面、どうしてもやっぱりメルヘンだよねとも思う。...
戦場でもコックさんはのほほんとご飯作るのよ、って話じゃなかった。当たり前だけど、題名になんか微妙な救いを求めてしまった…5話仕立て。下手な初陣のキョロキョロ感から、だんだん練れてきて、仲間も壊れていく人も多い中、よく頑張ったとは思う反面、どうしてもやっぱりメルヘンだよねとも思う。 ティモシーとディアゴはコック兵。ノルマンディー上陸作戦のパラシュート部隊に配属されている。なんとか降下して上陸したが、陸上は大混乱。シャトーに臨時野戦病院を、その隣に野外調理器を設営。負傷者以外はレーションを食べる。ライナスはなぜか予備のパラシュートを集めている。 カランタンに進軍して、前線を交代、後方の基地に入る。身体を鍛えたり、ティモシーはコックなのでご飯を作る。食材は全てアメリカから送られるので、生卵やミルクなどにもお目にかかれない。乾燥玉ねぎに乾燥人参に粉末卵。そこに事件が起きる。3トン、600箱の粉末卵が紛失したのだ。 ノルマンディーに上陸して三ヶ月。フランス国内での兵站が伸び切ってしまい、今度はオランダのアイントホーフェンに降下することになった。戦車隊を通さねばならないのだ。今回はコックとしての出番はない。そして苦戦続きだ。 ベルギーのバストーニュを死守するようにとの作戦を命じられる。最初からかなり厳しい作戦だ。前線で孤立し、苦労して掘ったタコツボから出るに出られない。ディアゴが戦争神経症になってしまい、謎の足音が聞こえるとタコツボから出られなくなってしまう。エドがやられてしまう。 アルザス地方で追い込みをかけていた。どんどん進む。ルール地方に入る。そしてダンヒルの秘密に気づく。彼は最後の仕事をする。もう戦争も終わりだ。ユダヤ人収容所を発見する。低栄養すぎてコックの出る幕はない。
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本作品は2016年本屋大賞の7位になる。同年8位東山彰良著『流』、9位中村文則著『教団X』で、大賞が宮下奈都著『羊と鋼の森』なんでなの...だから本屋大賞は信じられないんだよね。第二次世界大戦における最大の激戦という、同じ時代背景を持つ逢坂冬馬著『同志少女よ、敵を撃て』は2022...
本作品は2016年本屋大賞の7位になる。同年8位東山彰良著『流』、9位中村文則著『教団X』で、大賞が宮下奈都著『羊と鋼の森』なんでなの...だから本屋大賞は信じられないんだよね。第二次世界大戦における最大の激戦という、同じ時代背景を持つ逢坂冬馬著『同志少女よ、敵を撃て』は2022年、第19回本屋大賞を受賞したが、間違いなく本書『戦場のコックたち』を推したい。『同志少女よ、敵を撃て』が良かったという読者は、ぜひ本作品も読んでみて。 戦時下のコックたちの日々は苛烈を極め、常に死と隣り合わせである。そんな異常な環境でも人は腹が減る。食事という当たり前が、人間らしさを取り戻せる唯一の時間だった。その日常に触れることで故郷を思い出し、戦時下であっても、人としての心をどうにかつなぎとめていた。評価が低い理由が、サスペンス要素に魅力がないとはいうが、それを上書きするほどの、ヒューマンドラマとして読みごたえは十分にある。
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