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戦場のコックたち 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2019/08/09 |
JAN | 9784488453121 |
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戦場のコックたち
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商品レビュー
4
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第一次世界大戦、ノルマンディに上陸したアメリカ兵の2年間を描いた物語。 表紙とタイトルはほのぼのしているし、17、8歳くらいののんびりした男の子が一人称で語る物語なので、最初は牧歌的ですらある。冒険に行くみたいに呑気だ。 しかしやはり内容が内容なので、どんどんハードになってい...
第一次世界大戦、ノルマンディに上陸したアメリカ兵の2年間を描いた物語。 表紙とタイトルはほのぼのしているし、17、8歳くらいののんびりした男の子が一人称で語る物語なので、最初は牧歌的ですらある。冒険に行くみたいに呑気だ。 しかしやはり内容が内容なので、どんどんハードになっていく。 料理もレーション(糧食、野戦で食べる缶詰など保存がきくもの)ばかりで、美味しそうじゃない。主人公はコックさんだが、彼が腕を振るうシーンは少ない。 最初は謎解きがいくつかあり、それを通して読者も登場人物に親しみが湧くのだか、すっかり愛着の湧いた頃に、衝撃が襲ってくる。喪失感半端ない。 おっとりして暖かな性格の彼がこの戦争に染まっていくところがリアルで悲しい。 戦争体験者のPTSDなどにも触れられていたが、希望のもてるエピローグでほっとした。 それにしても「ベルリンは晴れていたか」でも感じたが、作者の風景を再現する筆力がすごい。日本人でまだ若い作者が、まるで当時の外国を見てきたかのように再現できるのは才能もあるのだろうけど、膨大な調査力もあるのかなと思った。
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だいぶ前に『この本を盗む者は』を先に読んでいた朧気な記憶からすると、だいぶ思っていたものと違いました。創元推理文庫、ということなのかと
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美味しい食事でも紹介してくれるような本なのかと思ったら... 浅はかな思いで読み始めた自分を一括したい。 戦禍の中で起こるちょっとした謎をコック仲間と一緒に解きながら話が進んでいく。 戦争は、なんでも奪っていってしまう。 家族も家も居場所も思い出すらも。 戦い、引き金を引く...
美味しい食事でも紹介してくれるような本なのかと思ったら... 浅はかな思いで読み始めた自分を一括したい。 戦禍の中で起こるちょっとした謎をコック仲間と一緒に解きながら話が進んでいく。 戦争は、なんでも奪っていってしまう。 家族も家も居場所も思い出すらも。 戦い、引き金を引くということは 誰かの家族を奪うこと。 それに気づいた時の気持ちなんて、私には一生わからない。 読んでいて凄く胸が苦しくなる話だった。 それでも、希望を見出せる結末もいくつかあってよかった。 胸にグッと来た文章 「家族が笑っていられるのは、レンズの先にはお前がいると知っているからだ。お前がこの世からいなくなったら、永遠にこんな写真は撮れないだろう。だから生きねば。」
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