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45° ここだけの話 講談社文庫
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45° ここだけの話 講談社文庫

長野まゆみ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/08/09
JAN 9784065156117

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商品レビュー

3.2

8件のお客様レビュー

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2025/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

毒気が強く感じられる短編集でした。 お話の世界観が現実的になっても、選ばれる設定や小物のチョイスは拘られてるな〜と思います。 どうも単行本を既読だったようなのですが、覚えてなくブクログには記録もなく…文庫版を真っ更な気持ちで読みました。 掴みどころのない話ばかりなのでそれで良いのかもしれません。 この作風は、読む人の好みに左右されそうだけれど…元々、黒長野のほうが好みだったので、世界観が現実に近付いてるとはいえ楽しみました。 「2°」「P.」が特に好き。毎回、やられた〜!と思うことでしょう。

Posted by ブクログ

2024/11/22

喫茶店で後ろに座った2人が話し始めた。ビルから落ちて記憶を失った日、ある人が写真を撮っていたはずだという。アドバルーンを見ているアルバイトと、カメラマンの接点と、その写真を撮っていたアンポさんとは…。 そうなのかな?と思って読んでいると裏切られるところが魅力の短編集。登場人物の...

喫茶店で後ろに座った2人が話し始めた。ビルから落ちて記憶を失った日、ある人が写真を撮っていたはずだという。アドバルーンを見ているアルバイトと、カメラマンの接点と、その写真を撮っていたアンポさんとは…。 そうなのかな?と思って読んでいると裏切られるところが魅力の短編集。登場人物の少ない作はまあまあ楽しめる。しかしながら、短編をほとんど状況や生い立ちの説明で埋めてしまいがちな作品群でもある。 一方で登場人物の多い作品では、書きたい書きたいとつんのめっていて、誰に注目してほしいのかわからないものも多かった。なんで塊が終わった途端に、新しい登場人物が説明もなくでてくるかね。 9篇の短編が含まれているが、流して読んでちゃんと理解できたもの、理解しようと思えたものが5~6本というところ。托卵の話など、多分そういうことだろうなと思ったまま理解しようとも思えなかった。テーマからも。 また、双子やトランスジェンダーなどでの入れ替えや、一軒家でシェアハウスをするなど、同じ舞台設定に甘えているように感じる部分も多かった。 どんでん返しネタで理解し難いのかと思いきや、ストーリーは単純でサラサラと読めたのは良かったが、楽しめたかと言うとそれはまた別の話である。あんまり短編が向かない人かも。

Posted by ブクログ

2024/09/23

人間の脳の中で起こっている思考のぐるぐるとしたせめぎ合いとか、混乱とかいったものには、はっきりとした形や名前がない。ゆえに具体的にはどう思考がぐるぐるしているのかとか、どう混乱しているのかをはっきりと説明することは無理難題のように思える。 それを、こうもうまいこと文章で、小説と...

人間の脳の中で起こっている思考のぐるぐるとしたせめぎ合いとか、混乱とかいったものには、はっきりとした形や名前がない。ゆえに具体的にはどう思考がぐるぐるしているのかとか、どう混乱しているのかをはっきりと説明することは無理難題のように思える。 それを、こうもうまいこと文章で、小説という形あるものとして仕立てられるとは、作者の勇敢さと技量に「驚かされた」のひと言である。とくに、一部の登場人物の性別を明言しない描き方には衝撃を受けた。生まれもった性はあるものの、これは男ゆえの思考だ、女ゆえの思考だなどと区別できないものは沢山あって、自分は男だとか女だとか、自覚的になれないところも持っているんだなと気付かされるなどした。 ただし、ひとつ私の(あくまで個人的な)欲を言えば、「物語の真実とか結末について、書かれていないことが多すぎる」とは思った。 これは登場人物の脳味噌のなかで起こっている、脈絡も、すっきりとした結末もない思考の話なのだから、ぼんやりとしていても良いのだ。そうでなければこうも巧みに人間の脳味噌の中身について書き著す事などできないだろう。.....とも考えたのだが、それにしても、読者に「あとは汲み取って味わってね」というには「小説」としてあまりに不完全だった。結局どこまでが現実に起きていることでどこまでが妄想なのか、その世界にいない私たち読者には判別がつかないのだから。小説のなかで解説されなければ、分かりようがない。言葉が足りなければ、汲み取ったり察したりできない。(ふつうのコミュニケーションと一緒だ)。 私は小説のなかで説明が尽くされていないことは、最早「一切書かれていない」ことと同義だと考えている。どうしてこの物語はこんな展開になったのか? なにが現実でなにが妄想だったのか? 結局この話は何が言いたかったのか(この話の存在意義は何か)?  其々の作品タイトルはおもしろいのだが、その意味は(そのようにつけた理由は)? 等の整理を試みたが、さっぱり分からなかった。 頭がただぐるぐるぐるぐるしてしまって、他人の——登場人物あるいはこの作者の思考を自分の脳味噌のなかで受け入れられずに、また理解しようとするも難く、結局投げ出してしまった。 ミステリでいうと、これはきっと伏線なのだと思って読んでいた部分が、伏線でも何でもなく、回収もされず解説も解決もなく終わったような感覚だ。(ミステリじゃないからこれで良いのかもしれない。) 味はしたが、咀嚼できずに飲み込んでしまって、味わいきれない料理のようだった。

Posted by ブクログ