流星のソード 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介

柄刀一(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2019/08/08
• JAN: 9784396635732

商品レビュー

2024/11/27

設定は面白いけど、主人公二人、しかも一人は他作家の超有名人。実際マニアの方はどう感じていられるのでしょうか？自分としては、しっくりきませんでした。

2020/07/04

面白いんだけど、もやもやする。浅見さんぽくないと感じる。作者がちがうんだから当たり前なんだけどもやもやする。

2020/04/22

浅見光彦と天地龍之介のタッグ再び。小樽で起きた一見関連のなさそうな二つの殺人事件を繋ぐ「見立て」。果たしてこれは連続殺人なのか。そして隕石から造られたというロマンあふれる「流星刀」にまつわる物語。二人の名探偵の共演も豪華で楽しめるミステリです。……だけどやっぱり「VS」ではないと思いますが。対決ではなく共闘だよね。
容疑者が少ないので、犯人はややわかりやすいように思えましたが。トリックや二つの事件の繋がりや裏側に隠された壮大な物語まで、すべての謎を読み切るのは到底無理でした。終盤の怒涛の展開には「まさか！」の連続。天地龍之介の恐るべき頭脳に感銘を受け、浅見光彦の犯人に対する優しい理解にはほろりとさせられ。本当に贅沢すぎる解決編でした。
ちなみに本家本元の浅見光彦シリーズは未読なのですが。過去の事件に関することもちらほら出てきて気になります。「小樽殺人事件」かなあ……読んでみたくなりました。