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夢見鳥
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2019/08/05 |
JAN | 9784532176709 |
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夢見鳥
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
星の数は、吉右衛門という役者さんの全てに対する感謝の気持ちで、本当は満点。 コロナ禍の中、最期に舞台を見ることができませんでした。 役への解釈、対し方について、こうした形で僅かでも窺えることは慰めですが、やはり、もう実際の舞台で拝見できない、実感できない、それがなんとももどかし...
星の数は、吉右衛門という役者さんの全てに対する感謝の気持ちで、本当は満点。 コロナ禍の中、最期に舞台を見ることができませんでした。 役への解釈、対し方について、こうした形で僅かでも窺えることは慰めですが、やはり、もう実際の舞台で拝見できない、実感できない、それがなんとももどかしいところです。 ひとつ付いていない星は、逝かれてしまった吉右衛門丈。
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吉右衛門の自伝的な随想録と、代表的な演目についてのコメント。どちらも簡潔だが味わい深い。ゆっくりしみじみ読むのがいいと思います。この人らしい屈託と、おそらく孫ができたが故の明るさがないまぜになって、これまでの播磨屋さんの文章とちょっと違う趣も楽しめます。 後半1/3くらいは吉右衛...
吉右衛門の自伝的な随想録と、代表的な演目についてのコメント。どちらも簡潔だが味わい深い。ゆっくりしみじみ読むのがいいと思います。この人らしい屈託と、おそらく孫ができたが故の明るさがないまぜになって、これまでの播磨屋さんの文章とちょっと違う趣も楽しめます。 後半1/3くらいは吉右衛門の今までの公演記録。これはこれで貴重。
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夢見鳥 著者:中村吉右衛門 発行:2019年8月1日 日本経済新聞出版社 今日、図書館予約の順番が来たので喜んで開くと、去年の夏に日経に連載された私の履歴書の書籍版であることがわかり、がっくり。それなら読んでるし。まあ、書籍化にあたり修正、加筆しました、という常套句は書いてあるけど・・・とジムで自転車をこぎながら読み進むと、うーん、もうすっかり忘れているなあ、へーえ、そうなんだ、みたいに感じ、自らの記憶力の乏しさを嘆きながら、読み切った。 で、自宅パソコンに保存してあった私の履歴書のファイルを見ると、おや、数が違う。修正、加筆なんて売らんがためにアリバイ的に少ししているだけだろうと思っていたが、かなり加筆している。新聞にはなかったまったく新しいトピックがいくつもあった。 ちょっと驚いた。 連載日以降に起きたことも書かれていた。 スポーツ観戦を好み、団体より個人競技が好きなこと、「スピード狂」でA級ライセンスが取りたかったが諦めたものの、今も自宅と劇場は自らの運転で往復していること、能の「藤戸」を題材に自ら台本を書いた「昇龍哀別瀬戸内・藤戸」(厳島神社で初演)理由は、反戦のメッセージを込めたかったから、など、新聞では明かしていなかったことも知ることができた。 ところで、これは新聞でもあったが、思春期、舞台の台詞の途中で声変わりが始まったとのこと。女形だったらしい。しかし、声が出なくても無理にださなくてはいけなかった。 それで思ったが、歌舞伎役者は悪声の持ち主が多い(吉右衛門は悪声ではない)。それは、もしかすると変声期に無理をして芝居を続けるからかもしれない。
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