世界でいちばん素敵な単位の教室

丸山一彦

• 販売会社／発売会社: 三才ブックス
• 発売年月日: 2019/08/01
• JAN: 9784866731407

商品レビュー

2022/01/06

面白いけど、話が多ジャンルに及ぶため一つ一つの解説が短くて淡々と続いていく印象。もう少し深ぼって知りたいと思ったけど、そのための導入書として読むと良いかな。

鞭のバシッという音は、音速を超えて発生する衝撃波ソニックブーム
というのが地味に興味が湧きました

2021/05/31

長さ、重さ、広さ、硬さ、力、濃度、明るさなどの単位についてのあれこれ。

長さや重さの単位は国によって違ったりするが、その成り立ちをみるとその土地の考え方がもとになっているのが分かる。ヤード、ポンド、インチ、英語圏の小説を読むと出てくるがいくらメモしても頭に入ってこない。

Ｑメートルはなにを基準に？
Ａ子午線の長さが元になった。
　地球の北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の1を1ｍと定めた。1790年にメートルという単位が生まれた。（どこで？）なかなか広まらなかったがフランス政府が法律で使用を義務付けてから国内で広がりやがて海外にも広がった。1875年に世界17カ国で条約締結。1889年にメートル原器が送られた。

○フィートは足のかかとからつま先の長さ、インチは男性の手の親指の幅が基準。イギリス人男性のってことでしょうね。

○摂氏温度の決め方。水が凍る温度（凝固点）を0℃、沸騰する温度（沸点）を100℃と決めた。この数字は後づけ。そしてそれを100等分した。

2019.8.1第１刷　図書館

2020/11/01

色々な単位をカジュアルに説明。
フルカラーで写真も豊富で、読んでいて楽しい本でした。
これで1,500円は結構リーズナブルかと。