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100分de名著 戦争論 ロジェ・カイヨワ(2019年8月) 内なる禍々しきもの NHKテキスト
定価 ¥576
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2019/07/25 |
JAN | 9784142231027 |
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100分de名著 戦争論 ロジェ・カイヨワ(2019年8月)
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100分de名著 戦争論 ロジェ・カイヨワ(2019年8月)
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商品レビュー
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12件のお客様レビュー
近代戦争に「聖なるもの」を見出す。聖なるものは、未知で恐怖と畏怖の源泉となっていた宗教性そのもの。国家と戦争に命を捧げることで、人は至高なものになる。 戦後の今でも、犠牲性というのは取り扱いが難しい。犠牲の捧げ先を見出した人にとっては、その先はかけがえのないもの。大きな物への犠...
近代戦争に「聖なるもの」を見出す。聖なるものは、未知で恐怖と畏怖の源泉となっていた宗教性そのもの。国家と戦争に命を捧げることで、人は至高なものになる。 戦後の今でも、犠牲性というのは取り扱いが難しい。犠牲の捧げ先を見出した人にとっては、その先はかけがえのないもの。大きな物への犠牲は、人の遺伝子に組み込まれているとしか思えない。 戦争と祭りの恐るべき類似性。異なる点は、破壊を主としているかどうかだけ。果てしない消費=蕩尽。 祭りは現代のライブ文化が代替している。もしかしたら、「場外」での乱闘、取り締まり、警備的活動、悪口罵詈が戦争の代替かも知れない。 第4章の結論は苦い。希望はない。ここまで戦争をえぐったからこそ、それをせき止める確実な方途はないのだ。
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内容の解説については抜粋的なところもあるので、ぜひ原著を読んだほうがいい。それよりもロジェカイヨワの思想的背景とかがしることができたことが収穫だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2022.4.10 NHKの再放送番組をNHKプラスで。 戦争は人間にとって避けがたい傾き。であることを知ることのみで戦争は避けられる。 人権宣言こそストッパー。 近代戦争、全体戦争、テロとの戦争 内的体験としての戦争 祭りと戦争 破壊することで生産が生まれる 消費するのみ
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