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黒髪と美の歴史 角川ソフィア文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2019/07/24 |
| JAN | 9784044004828 |
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黒髪と美の歴史
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本文28ページより引用 ”契りを結ぶためにも 元服するときは、男性は長い髪で髷を結い、冠をかぶる儀式をおこなった。また女性も、髪上げまたは初笄ういこうがいとよばれる、下ろしたままの髪を束ねて髷に結う儀式をおこなった。” ~中略~ ”橘の光れる長屋にわが卒寝し童女放髪に髪上げ...
本文28ページより引用 ”契りを結ぶためにも 元服するときは、男性は長い髪で髷を結い、冠をかぶる儀式をおこなった。また女性も、髪上げまたは初笄ういこうがいとよばれる、下ろしたままの髪を束ねて髷に結う儀式をおこなった。” ~中略~ ”橘の光れる長屋にわが卒寝し童女放髪に髪上げつらむか(『万葉集:下』岩波書店、一九五五年、一七五頁) 童女放髪のうないとは、髪をうなじのあたりで垂らしていることで、はなりは、髪を結わずお下げにしていることである。どちらも、結い上げていない髪型やその童女を意味している。 『万葉集』には、橘の実の照り映える長屋へ連れて寝たあの放髪の子は、今頃髪上げをした立派な女性になっていることだろう、という意味の歌が残っている。” ~中略~ ”童女は放髪と呼ばれる下ろしたままの髪で、一人前の女性となるとき、夫となる男性に髪を結い上げさせた。 振分の髪を短み青草を髪にたくらむ妹をしぞおもふ (『万葉集:下』岩波書店、一九五五年、二〇頁) もし髪上げに十分なほど髪が伸びていなければ、契りが結べない。そのときは、髪上げが可能な長さになるまで、待たなくてはいけなかった。”
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