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南方からの帰還 日本軍兵士の抑留と復員
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 慶応義塾大学出版会 |
| 発売年月日 | 2019/07/20 |
| JAN | 9784766426090 |
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南方からの帰還
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大東亜戦争(太平洋戦争)に関する研究や書籍は数多く存在しますが、終戦前後の日本人への抑留、特に南方地域での実態については、あまり知られていません。抑留と聞けばシベリア抑留を思い浮かべる方がほとんどでしょう。しかし、本書『南方からの帰還 日本軍兵士の抑留と復員』は、その認識を覆し、...
大東亜戦争(太平洋戦争)に関する研究や書籍は数多く存在しますが、終戦前後の日本人への抑留、特に南方地域での実態については、あまり知られていません。抑留と聞けばシベリア抑留を思い浮かべる方がほとんどでしょう。しかし、本書『南方からの帰還 日本軍兵士の抑留と復員』は、その認識を覆し、知られざる南方の抑留について詳細に解説しています。 南方戦線における抑留の実態 終戦後、南方戦線地域の管轄はアメリカ、イギリス、オランダ、オーストラリアの4カ国が担いました。残留日本人の処遇は、これらの国の思惑が複雑に絡み合い、地域によって大きな差が生じました。早期に帰還できた人々がいる一方で、多くの日本兵が現地収容所で長期にわたる強制労働に従事させられたのです。 本書では、これまで焦点が当てられることの少なかった南方における抑留の実態が、克明に描かれています。著者の増田弘氏が丹念に調査した資料や証言に基づき、当時の日本兵が置かれた過酷な状況や、それぞれの国による対応の違いが浮き彫りにされています。 敗戦国の弱さと安全保障の重要性 本書を読み進める中で、改めて敗戦国の立場の弱さと安全保障の重要性を痛感させられます。戦後の混乱期において、日本が自国の兵士や国民を守る力がどれほど脆弱であったか、そしてそれが抑留という形でどのような影響を及ぼしたのかが、本書からひしひしと伝わってきます。 この本から得られる学び 新たな視点: シベリア抑留以外の「抑留」があったことを知り、戦後史に対する理解を深めることができます。 歴史の深層: 南方戦線における各国の思惑や、抑留された兵士たちの知られざる苦難を知ることができます。 現代への示唆: 国際社会における安全保障の重要性や、平和の尊さについて改めて考えさせられます。 戦争の終結は、必ずしもすべての人にとっての「解放」を意味するものではありませんでした。本書は、そうした戦後史の影の部分に光を当て、私たちに多くの示唆を与えてくれます。歴史に興味がある方はもちろん、平和について考えるきっかけを探している方にも、ぜひご一読いただきたい一冊です。
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