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ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第12版 株式投資の不滅の真理
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2019/07/23 |
| JAN | 9784532358235 |

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ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第12版
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商品レビュー
4.1
56件のお客様レビュー
ネットやYoutubeで言われている株式投資のススメ的なものは大抵この本に書いてある。 インデックス投資を進める本ではあるがあらゆる投資方法について解説されておりわかりやすい。 追加されたエピローグも有用であるが、何度も改編されていることからわかるように、今後20年先を見通すには...
ネットやYoutubeで言われている株式投資のススメ的なものは大抵この本に書いてある。 インデックス投資を進める本ではあるがあらゆる投資方法について解説されておりわかりやすい。 追加されたエピローグも有用であるが、何度も改編されていることからわかるように、今後20年先を見通すにはより有用なインデックスファンドを見つける方法を再考する必要がある。そのため、一度読んで終わりではなく、最新版を追う必要がある。
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人はなぜ、株を買うのか。 配当を期待する、あるいは、株価上昇によるキャピタルゲインへの期待。つまり、「お金が欲しいから」である。人間の欲望を凝縮した仕組みとも言える。 企業は、この欲望をエンジンにして動き出す。銀行からの借り入れと株式市場からの資金調達を上手くバランスさせて、...
人はなぜ、株を買うのか。 配当を期待する、あるいは、株価上昇によるキャピタルゲインへの期待。つまり、「お金が欲しいから」である。人間の欲望を凝縮した仕組みとも言える。 企業は、この欲望をエンジンにして動き出す。銀行からの借り入れと株式市場からの資金調達を上手くバランスさせて、やり繰りする必要がある。このいずれの「資金提供者」も、お金によってお金を膨らませる資本主義社会の住人。労働力を吸い上げながら増幅させていく欲望の増殖装置、この世界は欲望のエコーチェンバー状態にある。 本書は、そうした株価のメカニズムを解説した本で、ある種のテクニック論のようなもの、巷で信じられるセオリーの欺瞞や適否を丁寧に教えてくれる良書である。著者自身が冒頭で結論めいたことを言っているので引用したい。 ― 本書を世に出してから、四五年以上の歳月が流れた。初版の中で私が発したメッセージは、「個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンド・マネジャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っているほうが、遥かによい結果を生む」という単純明快なものだった・・・それから四五年以上がたった今、私はこの考え方に一層確信を持つようになった。というのも、それが今では実際の運用結果によって裏打ちされているからである。 インデックスファンドとは、いわゆる日経平均株価みたいな指標が対象としている代表企業複数社の株式のパッケージであり、何か特定の企業の株式ではなく、指標とされる代表企業複数社の株式を保有する運用だが、これのS&P500に1万ドル投資した人が45年経って109万ドルになったという話だ。日本で言えば150万円の投資が1.5億円以上になったという事。わーお。 なので、こんな振り返りからスタートするから、それ以外のテクニックが小手先のものにしか思えず、素人は無理せずインデックスファンドにしておけという事なのだが、ファンダメンタル価値学派とか、砂上の楼閣学派とか、より深く学ぶことができて読んでいて勉強になる。 だが、私自身は実はあまり興味がない分野。お金にあまり興味がないのは、今ある分で十分であるという事と、それほど使わないという点が大きい。もしかすると、私に限らず、欲望を駆動にして動き出すような強さがないから、誰かの起業した組織に属したり、他者の価値観やコマーシャルに欲を引き出して貰いながら生きている人が多いのかも知れない。
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1973年の初版以来、版を重ねてきた投資の教科書的存在です。 本書には、制度など一部日本にそのまま当てはまらない部分もありますが、大筋は非常に明快で、個人投資家が取るべき行動が具体的に示されています。特に、「個々の株式を売買したり、アクティブファンドを選ぶよりも、インデックスフ...
1973年の初版以来、版を重ねてきた投資の教科書的存在です。 本書には、制度など一部日本にそのまま当てはまらない部分もありますが、大筋は非常に明快で、個人投資家が取るべき行動が具体的に示されています。特に、「個々の株式を売買したり、アクティブファンドを選ぶよりも、インデックスファンドを買って長期保有するだけで良い」という提案は、自分にとって新鮮な発見でした。 合わせて、これまでのバブルの歴史や、テクニカル分析・ファンダメンタル分析がなぜ成果を出しにくいのかなど、その理由も丁寧に解説されています。 個人投資家が資産をどう守り、増やしていくかを知るための、実践的かつ普遍的な手引書のように感じました。
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