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モンテーニュ 人生を旅するための7章 岩波新書1786
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モンテーニュ 人生を旅するための7章 岩波新書1786

宮下志朗(著者)

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モンテーニュ 人生を旅するための7章 岩波新書1786

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2019/07/20
JAN 9784004317869

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商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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2025/02/19

作者はモンテーニュが好きなんだなぁとわかる モンテーニュは自分の書いたことを後から訂正するし、常に思想が形成途上にあった 常用されない、難しめの漢字が目立ったが内容そのものは素晴らしい

Posted by ブクログ

2024/11/10

宮下志朗著『モンテーニュ : 人生を旅するための7章(岩波新書 新赤版 ; 1786)』(岩波書店) 2019.7発行 2020.5.28読了  2020年4月19日付読売新聞朝刊の読書対談で紹介されていた本。朝刊紙では、政治学者の苅部直氏が「人知の及ばない事象に対して、人はも...

宮下志朗著『モンテーニュ : 人生を旅するための7章(岩波新書 新赤版 ; 1786)』(岩波書店) 2019.7発行 2020.5.28読了  2020年4月19日付読売新聞朝刊の読書対談で紹介されていた本。朝刊紙では、政治学者の苅部直氏が「人知の及ばない事象に対して、人はもっと謙虚でなければいけないのかもしれません。16世紀フランスの哲学者モンテーニュは、ペストの流行に見舞われる中、ボルドー市長を務めました。仏文学者の宮下志朗さんは『モンテーニュ』で、多事多忙の中で自分を見つめ、自身のあり方を反省する人文主義者を描いています。コントロールできない自然を畏怖し、理性のおごりを戒める。危機に際しては謙虚で柔軟な考えを持つことが大事です」と述べている。  この岩波新書は、モンテーニュの浩瀚なる書「エセー」をコンパクトにまとめて紹介した本なのだが、エセー自体は、白水社の著者による翻訳書で全7巻もある。いわゆるエッセイ・随筆の先駆けとなった人がこのモンテーニュその人である。16世紀のフランスは、カトリックとプロテスタントが激しくぶつかりあった混迷の時代なのだが、モンテーニュのエセーを読むと、そのユマニストな姿勢に驚かされる。例えば「人間はだれでも、人間としての存在の完全なかたちを備えている」という文章からは、多種多様な人間の個に対する寛容さがにじみでているように思われる。また、「人間は自分の精神の自由を節約して使って、正当な場合でなければ、これを担当に入れてはならない」と説くモンテーニュは、公私の別を分ける現代人の風潮を逸早く取り入れたものと言える。こういう人が5世紀も前からいたと思うと、何だか心強い気持ちになってくる。理性のおごりを戒めている箇所としては「理性なるものは、足が曲がっていようと、引きずろうと、脱臼していようと歩き続ける――真理といっしょでも、虚偽といっしょでも歩き続けるのである」がある。真と偽は似ており、理性は常にだまされやすいという卓抜した警告だと思う。このコロナ時代において、デマや誹謗中傷がどれほど蔓延していることか。県外移動者への嫌がらせ、マスクを着用していない人への暴言、買い漁り、医療従事者差別、マスクをした黒人への差別(アメリカではギャング扱いされる)、アジア人差別、営業妨害行為……。エセーを読むと、尖った心が少しだけ丸くなる。エセーの第3巻だけでも読んでみようか。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I029746620

Posted by ブクログ

2022/04/06

エッセイという言葉の語源となった「エセー」という本を書いた、モンテーニュについて語った本ですね。「エセー」には興味がありましたが、超大作でもあり、かつ翻訳も値段が高いので、なかなか読むにはハードルが高い本ではあります。その中で、作者のモンテーニュ自身について書いた新書があると知っ...

エッセイという言葉の語源となった「エセー」という本を書いた、モンテーニュについて語った本ですね。「エセー」には興味がありましたが、超大作でもあり、かつ翻訳も値段が高いので、なかなか読むにはハードルが高い本ではあります。その中で、作者のモンテーニュ自身について書いた新書があると知って読んでみました。 「エセー」がどのように書かれたのかという事が、時代背景も含めてよく理解できますし、随所に「エセー」に書かれた金言もたくさん載っており、手軽に「エセー」のエッセンスに触れることができるので、とても良い本だと感じました。 「エセー」本編も、いずれきちんと向き合いたいなと思います。

Posted by ブクログ