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南北戦争の時代 19世紀 シリーズアメリカ合衆国史2 岩波新書1771
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2019/07/20 |
JAN | 9784004317715 |
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南北戦争の時代
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
本書は一番知りたかったアメリカという国の歴史の部分かも知れない。 世界の抑圧された民衆の新天地として 移民を受け入れ開拓されて行く大陸。 そこは移民、先住民、奴隷民が暮らす 大地となった。 理想を掲げる者の中に、人権の自由、経済の自由、宗教の自由、置かれている状況で、 いろいろ求...
本書は一番知りたかったアメリカという国の歴史の部分かも知れない。 世界の抑圧された民衆の新天地として 移民を受け入れ開拓されて行く大陸。 そこは移民、先住民、奴隷民が暮らす 大地となった。 理想を掲げる者の中に、人権の自由、経済の自由、宗教の自由、置かれている状況で、 いろいろ求めているものが異なる。 この人たちを満足させる国づくりの過程は 困難なことなのは、想像できる。 結果、求める体制が異なる南と北で戦争に至る。 これを舞台にした映画が「風と共に去りぬ」ということなので、この作品を観ておくことにした。 この時の大統領がリンカンで、 「人民の人民のための・・・」の名文句の 至った経緯を知ることができた。 先住民のことは、深く触れていないが 自分たちの道徳や論理を押し付けて 野蛮人と決めつけ、抹殺に近い状況に 陥れて、大陸の無用の土地へ移住させられる。 この事実を知っておかないといけない。 アメリカの抱える一つの黒歴史である。 そもそもこのことが、今も敵対する国々が 反発する理由の一つにも思える。 その他ゴールドラッシュ、未完の革命、 労働問題、資本主義社会、白人至上主義 これらのことを少し知ることができてよかった。 現代のアメリカを悩ます問題がここにあった。
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既知の大統領はリンカンだけだったが、アメリカの宿痾ともいえる奴隷制度が深くかかわっており、彼の当選も奴隷に関しての民主党の南北分裂が勝因となっている."戦後"というタームが日本でも頻出するが、アメリカも同様で未だに南北戦争の影響が残っている由.リンカンの次のア...
既知の大統領はリンカンだけだったが、アメリカの宿痾ともいえる奴隷制度が深くかかわっており、彼の当選も奴隷に関しての民主党の南北分裂が勝因となっている."戦後"というタームが日本でも頻出するが、アメリカも同様で未だに南北戦争の影響が残っている由.リンカンの次のアンドリュー・ジョンソンが弾劾裁判にかけられたことは知らなかった.それほど物議をかもした人物だったのだろう.このようなまとめ文書は非常に役立つと感じている.
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アメリカって19世紀の頃から実力行使で勢力を拡大していくオラついている国家(普通に言えば帝国主義か)だったのだなと再認識。米墨戦争、先住民との戦争、米西戦争。そのオラつきが奴隷制の是非を火種として内に向かってしまったのが南北戦争とも言える。 奴隷制廃止を唱えた急進派は、現代で動...
アメリカって19世紀の頃から実力行使で勢力を拡大していくオラついている国家(普通に言えば帝国主義か)だったのだなと再認識。米墨戦争、先住民との戦争、米西戦争。そのオラつきが奴隷制の是非を火種として内に向かってしまったのが南北戦争とも言える。 奴隷制廃止を唱えた急進派は、現代で動物の権利を主張している人たちとかぶって見える。ラディカルな主張に見えてもそのうち力を持っていくものとして。
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