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エネルギー400年史 薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで
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エネルギー400年史 薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで

リチャード・ローズ(著者), 秋山勝(訳者)

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エネルギー400年史 薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/07/23
JAN 9784794224071

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エネルギー400年史

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2024/06/08

550ページを超える大著だが、意外とスムーズに読めた。エネルギーにかかわった人物、発明家や科学者、技術者と様々なのだが、が次々と登場してくる物語としてとらえることができる。エネルギーをめぐる人間の情熱、理想などの通史としても刺激的だった。 ナポレオン戦争で当時の移動エネルギーを左...

550ページを超える大著だが、意外とスムーズに読めた。エネルギーにかかわった人物、発明家や科学者、技術者と様々なのだが、が次々と登場してくる物語としてとらえることができる。エネルギーをめぐる人間の情熱、理想などの通史としても刺激的だった。 ナポレオン戦争で当時の移動エネルギーを左右した馬の値段が上がったということや、南米の鳥のふんであるグアノがアイルランドのジャガイモ飢饉の遠因になるなど、歴史の裏話もしかり。 黎明期からの蒸気機関と石炭中心とした「動力」、電気の発明・普及期を描いた「照明」、天然ガス、原子力、再生可能エネルギーを展望した「新しい火」の3部構成もわかりやすくてよい。 新しいエネルギーが生まれると公害、有毒物質などの問題が生じる。石炭の蒸気機関、石炭火力による大気汚染、光化学スモッグ、エチルガソリンなどなど。いわゆる外部不経済がと顕在化すると、それに対してもイノベーションと規制の両サイドから解決に向けて人間は動いてきた。歴史を通じて見ると、法則的なものが感じられて興味深い。 本書は、イタリアの物理学者チェザーレ・マルケッティが示した世界の1時エネルギーの歴史的進化の研究が発端という。ポルトガルの政治学者デ・ソウザはマルケッティの研究をこう説明する。「1つのエネルギー源が市場の1〜10%の占有率を獲得するまでには、40〜50年がかかり、1%の時点から、最終的に市場の半分を占める窓には、ほぼ1世紀の時間がかかる」。これをエレベーター変遷モデルにした。 なぜこんなに時間がかかるかというとエネルギーはひとつの技術のみでは普及せず、製油所やパイプライン、充電器などインフラ、消費者の行動変容とセットになるからだ。 足下では石炭は粘り腰を見せ、石油は減り、天然ガスは明るい未来が見え、原子力は停滞気味という。ちなみに再生可能エネルギーは代替の候補には役不足。さて、このモデルがどこまで現実を正しく見通しているのか、温暖化問題の解決に役立つのか、いろいろ考え出すと興味は尽きない。 とにかくいろんな示唆をもらえる本だった。

Posted by ブクログ

2022/03/19

産業革命前夜から今日に至るまで。エネルギー関連技術の開発の歴史と係わった人物、歴史背景について。 新たな技術が生む課題に対して絶えず対応してきた歴史。 ・木材の欠乏から石炭へ、炭鉱の水没を解決するためのポンプ、動力への熱エネルギーの活用、車輪と組み合わせて動力への活用につな...

産業革命前夜から今日に至るまで。エネルギー関連技術の開発の歴史と係わった人物、歴史背景について。 新たな技術が生む課題に対して絶えず対応してきた歴史。 ・木材の欠乏から石炭へ、炭鉱の水没を解決するためのポンプ、動力への熱エネルギーの活用、車輪と組み合わせて動力への活用につながる

Posted by ブクログ

2020/10/31

木材から原子力、風力、太陽光発電までのエネルギー活用の歴史について考察する。それぞれの時代において、活躍した人々の視点でエネルギー史を解説しており、大変面白かった。ややエピソードが断片的で判りにくい部分(特に原子力)もあった。 今後のエネルギー供給にについて気になるが、著者の見...

木材から原子力、風力、太陽光発電までのエネルギー活用の歴史について考察する。それぞれの時代において、活躍した人々の視点でエネルギー史を解説しており、大変面白かった。ややエピソードが断片的で判りにくい部分(特に原子力)もあった。 今後のエネルギー供給にについて気になるが、著者の見解としては、原子力を見直すべきとの立場だ。 現在の状況においては、多少異論があるかもしれない。

Posted by ブクログ

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