1,800円以上の注文で送料無料

バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで

ユスラ・マルディニ(著者)

追加する に追加する

バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで

定価 ¥2,090

220 定価より1,870円(89%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/4(水)~12/9(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2019/07/19
JAN 9784022516213

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/4(水)~12/9(月)

バタフライ

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/03/30

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11444937&opkey=...

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11444937&opkey=B161706546411085&start=1&totalnum=2&listnum=1&place=&list_disp=100&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=00

Posted by ブクログ

2020/02/16

2016年リオデジャネイロ五輪に難民五輪選手団の一員として参加したシリアの競泳選手ユスラ・マルディ二さんが、シリア内戦から逃れるためにトルコ、ギリシャを経てドイツまでたどり着くまでと、リオデジャネイロ五輪に参加するに至る経緯を自らつづったノンフィクション。 今日ではかなり危険な状...

2016年リオデジャネイロ五輪に難民五輪選手団の一員として参加したシリアの競泳選手ユスラ・マルディ二さんが、シリア内戦から逃れるためにトルコ、ギリシャを経てドイツまでたどり着くまでと、リオデジャネイロ五輪に参加するに至る経緯を自らつづったノンフィクション。 今日ではかなり危険な状況のシリアの首都ダマスカスですが、内戦が激化するまでは普通の暮らしが営まれる状況でした。次第にきな臭い情勢となり、ついに生活圏に戦車や軍隊が入り込み、ユスラさんの通うスイミングクラブにも不発弾が落ちる状況に至り、国外へ逃れる決心をします。 ユスラさんが辿ったのは、トルコ、ギリシャ、マケドニア、セルビア、ハンガリー、オーストリア、ドイツと至る「バルカンルート」でした。イスタンブールからギリシャ領レスボス島へはわずか数m足らずのゴムボートでエーゲ海を渡り、途中でボートの船外機の故障のためにボートから海へ降りて泳ぎながらたどり着く程の際どい状況をくぐりぬけ、ギリシャ以降は自らの命運を掛けるには信頼するのも疑わしい密入国を斡旋するブローカーを頼りにドイツを目指します。国境警備の厳しいハンガリーでは留置場に留め置かれる状況まで経験されました。 ドイツでようやく安寧の環境を得、難民五輪選手団の候補となった際には、「参加標準記録をクリアしていない自分が”難民”という理由で五輪に参加する意味があるのか」と苦悩しますが、自らの記録よりも難民への世界の理解を深めるためにも参加を決断し、のちにオバマ大統領との接見も果たされました。 EUに流入する難民のニュースは日本でも目にしますが、その大部分は難民を受け入れる側からの視点が多く、本書のように難民当事者から見た状況はなかなか知ることができません。 「難民のだれもが自ら好んで祖国を逃れたのでもなく、好きで難民になったわけでもない」と本書では何度も書かれています。本書でも触れていますが、ユスラさんは”幸運にも”ドイツまでたどり着けましたが、多くの難民がエーゲ海で遭難したり、ドイツに至る途中でお金が尽きてその地にとどまることを強いられています。 難民と一言で言っても、様々な状況がありますが、少なくともEUにおける難民の状況を知る手掛かりとなる貴重な記録であるからこそ、少しでも多くの人に読んでもらいたいノンフィクションです。400ページを超える大著ですが、次々と展開する状況に引き込まれ、一気に読み通しました。

Posted by ブクログ

2019/11/19

「17才のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで」という副題のとおり、実話である。 アラブの春、内戦、ボートで出国、難民呼ばれドイツを目指し、水泳選手としてオリンピックに出場するまでの、壮絶で過酷な本人の手記なのだが、若さゆえかそれほど悲壮感漂うものでないので、どんどん引き込まれる。...

「17才のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで」という副題のとおり、実話である。 アラブの春、内戦、ボートで出国、難民呼ばれドイツを目指し、水泳選手としてオリンピックに出場するまでの、壮絶で過酷な本人の手記なのだが、若さゆえかそれほど悲壮感漂うものでないので、どんどん引き込まれる。もちろん訳者の手腕もあると思う。彼女は英語の読み書きができたので、この手記は英語で書かれた。  自己実現のためでなく、世界各国の「難民」と呼ばれる人々の声を届けるためにオリンピックに出ることを決めた彼女のメッセージが届きますように。

Posted by ブクログ