1,800円以上の注文で送料無料

不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ 光文社新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ 光文社新書

杉浦孝宣(著者)

追加する に追加する

不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ 光文社新書

定価 ¥880

220 定価より660円(75%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/07/17
JAN 9784334044244

不登校・ひきこもりの9割は治せる

¥220

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/08/05

この本を読もうと思った理由は、「本当に9割を治せるなんてことあるのかな?どんなノウハウなのだろう」と言う気持ちから。 著者の関わった若者たちのうち、9割はウソではないのだろう。ただし、対象となっている若者が恵まれている境遇の若者に限られているのだという印象。 両親がそろっていて、...

この本を読もうと思った理由は、「本当に9割を治せるなんてことあるのかな?どんなノウハウなのだろう」と言う気持ちから。 著者の関わった若者たちのうち、9割はウソではないのだろう。ただし、対象となっている若者が恵まれている境遇の若者に限られているのだという印象。 両親がそろっていて、親の楽歴が高い、裕福な家庭の若者が多かった。どこかの時点で勉強やら仕事につまずいて、不登校につながるケースが多かった。 貧困、家族機能不全、虐待、親の精神疾患、ヤングケアラーなどの環境に置かれている若者の不登校や引きこもりはほとんど出てこなかった。これが残りの一割なのか。 著者が運営する支援団体にはつながることのできないもっとつらい境遇の若者がいるだろう。そのような若者への支援が知りたくて読んだのだが、この本では触れられていない。 だけど、どのような境遇にある若者も、立ち直りのステップは基本的に同じなのかもしれない。本著でのステップは、 ①規則正しい生活をする。 ②自律して自信遠付ける。 ③社会的貢献をする。 何十年にも渡ってノウハウを蓄積してきた著者に対しては本当に申し訳ないが、本当に王道(他の支援団体と大きく変わらない)と感じるステップである。だからこそ、普遍で代わりのない重要なステップなのだろうと再認識。言うのは簡単だが、実践は難しいので、これを何十年と実践している著者には頭が下がる。 辛い家庭環境にある若者に対しては、これらのステップの他、家族全体への支援アプローチか必要ということだろうか。 ところで、私は一時期流行ってきた(?)、「叱らない子育て」は否定的な立場である。本質の捉え方を間違えている人続出なので。 本書でも父性の重要性を挙げおり、ダメなことはダメどブレない態度が重要で、本気で叱る父性の役割をかいてくれたのは良かった。叱らなければいけないことを叱らないのは、問題を先延ばしにしているだけ。 そして、最近の傾向としては、また父性の重要性が注目されつつあるような気はしている。 「勉強ばかりしても意味がない、勉強よりももっと大事なことが人生にはたくさんある」 このように主張する人たちがいる。確かにそう思う。 でも、小、中、高または大学まで勉強することを主な目的とした教育機関に所属している若者にとって、「勉強がわかる、勉強が楽しい」という気持ちが、どれだけ彼らに自信を持たせ、重要なことであるかを考えてみてほしいと思う。 学力のフォローは誰が担ってもいいのだが、絶対に必要である(過剰な期待は禁物) 子ども4人を東大理IIIに入れた母親(私は特に好きではないが)が「授業が全然わからないのに、学校がすごく楽しいってことはあり得るのでしょうか」的なことを言っていたのを思い出した。 この方の教育には賛否両論あるようだが、この言葉はけっこう重みがあると思っている。

Posted by ブクログ

2021/12/29

「規則正しい生活」が不登校やひきこもりから復帰するための全ての土台 おっしゃる通りやと思います。 ただこれほど難しいことはないです。 働けるのに生活保護を受給している「その他世帯」で一番難しいのは朝起きて仕事に行くことです。 それができるようになるのは早い方が良いです。 大人にな...

「規則正しい生活」が不登校やひきこもりから復帰するための全ての土台 おっしゃる通りやと思います。 ただこれほど難しいことはないです。 働けるのに生活保護を受給している「その他世帯」で一番難しいのは朝起きて仕事に行くことです。 それができるようになるのは早い方が良いです。 大人になってからでは遅いとまでは言わないですがかなり困難になることは実体験上わかります。 「子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち自律し、社会に貢献する未来を実現する。」 本書を読んでたくさんの子供たちが頑張ってひきこもりから脱却していったんやなあと思います。 規則正しい生活は会社に行ってる大人でも難しいです。 それを一度崩れたところから立て直していくのは至難の業やと思います。 ただ何かのきっかけで自信を持って自律することができたら元に戻ることができるんやなと思います。 最後に社会貢献で自尊心を持つというところはなるほどと思いました。 このステップはさまざまな教育現場で実践する必要があると思います。

Posted by ブクログ

2020/12/02

2020年11月30日読了。ひきこもりを立ち直らせ社会復帰させる方法について、自らの実績・経験から著者が語る本。1. 生活習慣を正す、2. 自律して自信をつける、3 社会貢献する、の3ステップについて読むと妥当性についてよく理解できる。両親の元でひきこもりになってしまった子どもを...

2020年11月30日読了。ひきこもりを立ち直らせ社会復帰させる方法について、自らの実績・経験から著者が語る本。1. 生活習慣を正す、2. 自律して自信をつける、3 社会貢献する、の3ステップについて読むと妥当性についてよく理解できる。両親の元でひきこもりになってしまった子どもを両親だけで解決することは不可能(で、ないにしても非常に困難)であり第三者の支援が必要であること、大人に絶望している当事者にとって同世代のインターンの働きかけが非常に重要であること、子どもに遠慮して放任してもひきこもりは解決しないこと、医療機関で向精神薬を投与しても解決にはならないこと、など…。いざとなると肉親なだけにショックから行動が支離滅裂になる危険性がある気もする、事前に知識を身につけられてよかった。とはいえ実際に子どもが引きこもりになってしまった場合は、周囲の支援を受けつつ、子どもを信頼しつつ、両親が「全力で子どもを支援する」ことを示すことが必要、なのだな。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品