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戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 -学生との対話- 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/07/17 |
| JAN | 9784065154304 |
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戦争の記憶
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
戦争についての多国籍学生らによる対話。 ・歴史と記憶を分けること。 ・その記憶はどこで覚えた?という質問はドキッとする。どこの国でいつ受けた教育かによって決まってくる。 ・記憶は、公式、民間、個人、メディアの記憶の4種類がある。公式は意外と人口に膾炙しておらず、強いのは他の記憶。...
戦争についての多国籍学生らによる対話。 ・歴史と記憶を分けること。 ・その記憶はどこで覚えた?という質問はドキッとする。どこの国でいつ受けた教育かによって決まってくる。 ・記憶は、公式、民間、個人、メディアの記憶の4種類がある。公式は意外と人口に膾炙しておらず、強いのは他の記憶。 ・第二次世界大戦も国によって記憶する物語が異なる。中国にとっては不屈、インドネシアにとっては独立のための肯定的な受け止め方であった点が新鮮。 ・慰安婦問題について、韓国、中国、日本、アメリカ人に順番に質問する場面は少しハラハラする。でも相手の意見を尊重する前提さえあれば、争いは生じない。 ・記憶も変化する。ひとつは個人からの突き上げによって。ひとつは国際的な外部からの圧力によって。国ごとの政治的な関係によっても変わってくる。 ・記憶の継承、ポストメモリーということがこの時期によく言われる。過去を知り、どのように戦争を予防するか、将来への働きかけが問われる。
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過去を歴史と記憶で二分し、記憶について分析する試みは興味深かった。 特に印象に残った点は、記憶は政治的問題を引き起こす危険性を孕んでいるということである。日韓・日中関係は戦後80年を経て尚、歴史認識で対立している現状であり、その原因は記憶の物語が各国で異なるからという説明は腑に...
過去を歴史と記憶で二分し、記憶について分析する試みは興味深かった。 特に印象に残った点は、記憶は政治的問題を引き起こす危険性を孕んでいるということである。日韓・日中関係は戦後80年を経て尚、歴史認識で対立している現状であり、その原因は記憶の物語が各国で異なるからという説明は腑に落ちた。また、記憶が政治によって変容されるという論には、河野談話から安倍談話への移行を見るに、確かに起こり得る現象であると理解出来た。 最終章にもあったように、歴史を学び、悲劇の再来を防ぐ責任を私たちが積極的に請け負って行動する生き方が現代人に求められていると感じた。
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歴史を(特に「先の大戦」の歴史を)学ぶ意義を再認識させてくれる良書です。 本来は「事実」であるはずの歴史の「認識」をめぐる対立が、戦後80年近く経っても今なお続いているのは何故なのか。 「歴史」や「記録」とは異なる、当事国同士の/当事者の/政府の/国民の「記憶」に着目した切り口...
歴史を(特に「先の大戦」の歴史を)学ぶ意義を再認識させてくれる良書です。 本来は「事実」であるはずの歴史の「認識」をめぐる対立が、戦後80年近く経っても今なお続いているのは何故なのか。 「歴史」や「記録」とは異なる、当事国同士の/当事者の/政府の/国民の「記憶」に着目した切り口は新鮮でしたし、説得力がありました。 そしてその「記憶」がどのように形成され、どのように作用し、そしてどのように変化してゆくのか。 「過去から学ぶ」とはどういうことか、未来をどう形作ってゆくべきか、とても示唆に富んだ読書でした。 教授と学生の対話形式の講義を書籍化したものなので文章もわかりやすく、学生も韓国・日本・アメリカなど多様な背景を持つ人が集まってオープンな対話をしており、彼らの一つひとつの発言からも学ぶことが多かったです。 先の大戦、「第二次世界大戦」とはいうものの、各国の「記憶」では自国や直接の相手国だけに注目しがちで「世界」という視点が抜けているという指摘も目からウロコでした。 改めて、日本が経験した「世界大戦」がどのようなものたったのか、世界の潮流を見ながら学び直したくなります。
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