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日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 講談社現代新書2528
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/07/17 |
JAN | 9784065154298 |
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日本社会のしくみ
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商品レビュー
4.4
56件のお客様レビュー
読み返してみたら、ジョブ型や同一労働同一賃金の議論につながる歴史的背景が解説されてた。雇用慣行は、長年の積み重ねがあり、新しい制度を導入するには、時間がかかるのが分かる。でも、雇用慣行への挑戦は、必ずパラダイムシフトが起こすだろう。という希望につながる一冊だった。
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出版社(講談社)のページ https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000321617 内容・目次・試し読み 「雇用慣行に記述の重点が置かれているが、それそのものが検証の対象ではない。そうではなく、日本社会の暗黙のルールとなって...
出版社(講談社)のページ https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000321617 内容・目次・試し読み 「雇用慣行に記述の重点が置かれているが、それそのものが検証の対象ではない。そうではなく、日本社会の暗黙のルールとなっている「慣習の束」の解明こそが、本書の主題なのだ」(序章)
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日本社会のしくみの成立について、述べられた一冊。それは、日本独自の国民性や文化で決められたものではなく、歴史的経緯の蓄積によって形成されている。 終章では、社内のしくみは、どういう方向に変えるべきかについて、一般論ではあるが論じている。一部内容を引用する。 "この世にユートピアがない以上、何らかのマイナス面を人々が引き受けることに同意しなければ、改革は実現しない。だからこそ、あらゆる改革の方向性は、社会の合意によって決めるしかない。 いったん方向性が決まれば、学者はその方向性に沿った政策パッケージを示すことができる。政治家はその制作の実現にむけて努力し、政府はその具体化を行なうことができる。だが方向性そのものは、社会の人々が決めるしかないのだ。"(p.579) 先日、国民民主党の玉木議員の社会保険に関連するツイート及びそれに対する意見を読んだ際に、「不利益を被る人・集団がいる場合における合意形成」が根本的な課題だと感じていたこともあり、納得のある内容であった。
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