電信柱と妙な男 小川未明怪異小品集 平凡社ライブラリー884
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電信柱と妙な男 小川未明怪異小品集 平凡社ライブラリー884

小川未明(著者), 東雅夫(編者)

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電信柱と妙な男 小川未明怪異小品集 平凡社ライブラリー884

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2019/07/12
JAN 9784582768848

電信柱と妙な男 小川未明怪異小品集

¥990

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2025/07/20

不思議な話である。怪奇小説とも違う。怪異=道理では説明がつかないほど不思議で異様な事、それがそのままに描かれているのだ。 短編ホラーとも違うし、もちろん意味怖なんかとは全く違う。想像力の豊かさの中に放り込まれてわずかな明かりだけで出口を探せと言われているような気分になった。どの話...

不思議な話である。怪奇小説とも違う。怪異=道理では説明がつかないほど不思議で異様な事、それがそのままに描かれているのだ。 短編ホラーとも違うし、もちろん意味怖なんかとは全く違う。想像力の豊かさの中に放り込まれてわずかな明かりだけで出口を探せと言われているような気分になった。どの話も子供の頃見た悪夢のようだった。

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2021/05/09

小川未明がラフカディオ・ハーンを師と仰いでいたことを初めて知った。成る程、北国の寒々しさと陰惨さを上手く書く訳だ。

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2020/04/03

小川未明の怪異色の強い作品を集めたアンソロジー。「金の輪」や「赤い蝋燭と人魚」といった有名かつ容易に読める作品を排除し、児童文学以外からも多くチョイスしているあたり、さすが東雅夫といったところ。 小川未明はプロレタリア文学の持つ悪趣味なグロテスク嗜好とは違う、残酷さに美を見出した...

小川未明の怪異色の強い作品を集めたアンソロジー。「金の輪」や「赤い蝋燭と人魚」といった有名かつ容易に読める作品を排除し、児童文学以外からも多くチョイスしているあたり、さすが東雅夫といったところ。 小川未明はプロレタリア文学の持つ悪趣味なグロテスク嗜好とは違う、残酷さに美を見出した人で収録先にもその傾向は色濃く感じる。収録された「囚われ人」などはちょっとケッチャムを思わせるような筋立てだが、そこに悪意や憎悪はなくただひたすらに残酷なだけだ。「血の車輪」も物語自体はプロレタリア文学風のグロテスクなものだが描きだされるイメージは未明自身の持つ社会主義的な思想を超えたものがある。そこらへん、本格を指向するも何を書いても変格になってしまう江戸川乱歩に近いものがあるのかも。 収録先はどれも素晴らしいが、一番気にいったのは「櫛」。物語としての体をなしてはいない分恐ろしい。

Posted by ブクログ