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忘却城 鬼帝女の涙 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2019/07/11 |
JAN | 9784488529055 |
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忘却城 鬼帝女の涙
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作よりも書き方が、良くも悪くもこなれた感じがする。 前作はよくわからない言葉や概念が序盤からチョコチョコ出てきて、巻末の用語集に気付くまではフレーバーかと思って流すしかなかったが、今作では用語集とほぼ同じ内容が本文中でも出てくるため、用語集は必読では無くなった。 その代わり、用語が薄っぺらくなってしまった印象で、前作で用語集を読んではワクワクし「作品の外に深遠な設定・世界観がある」と感じた神秘的な感触は薄れている。 今作で24大鬼の1体を討伐してしまったことや、世界の他の地域の様子が明らかになったことで、物語を包み込んでいた奥行きのわからないモヤは晴れつつあるように感じる。 前作では、香りや喧噪まで感じられるような異国(異世界)での人の営みと、そこでの人々の悲喜こもごもが非常に上手く描写されており、現場で短期滞在しているように楽しんだが、今作ではその部分も薄く、領主の個人的な心理は詳細に描かれる一方、一般の人々の"生活"は感じることはできず、舞台の背景が張りぼてだとわかってしまったような少し白ける感覚で物語を薄っぺらく感じてしった。 前作ではこれだけで終わるのはもったいないと感じ、続編の刊行に喜んだが、今作を読んで三部作でこの物語を締めるのも悪くないように思った。 4点ながら酷評なのは、失速しているわけではないのだが、処女作がすばらしく、私の期待が大きすぎたということ。
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このシリーズ好きだなぁ! ぜひともゆっくりでもいいから続いて欲しいところ。 個人的には読みにくさは無かったです。 世界観に慣れるかどうかだとは思うけど、色んな関係性萌えにはたまらないかな。
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曇龍、夢無鵡、御子たちが織りなす大鬼に対する退魔の動き。 赤い蝶の夢を見るのはだれ? 七帝大陸のテオドラの物語はどこに繋がるのか…… あぁ そうだったのか
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