1,800円以上の注文で送料無料

金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン/1981年~1991年
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン/1981年~1991年

須田慎太郎(著者)

追加する に追加する

金ピカ時代の日本人 狂騒のニッポン/1981年~1991年

定価 ¥1,980

550 定価より1,430円(72%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 バジリコ
発売年月日 2019/07/07
JAN 9784862382436

金ピカ時代の日本人

¥550

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/02/19

著者はカメラマン。写真週刊誌の草分け「フォーカス」に創刊当初からかかわり、数々のスクープ写真をものにした。 本書はそんな著者の、カメラマンになるまでの経緯と、フォーカス時代の撮影秘話を当時の写真とともに記している。 バブル景気前から、その全盛期と衰退までカバーされており、加え...

著者はカメラマン。写真週刊誌の草分け「フォーカス」に創刊当初からかかわり、数々のスクープ写真をものにした。 本書はそんな著者の、カメラマンになるまでの経緯と、フォーカス時代の撮影秘話を当時の写真とともに記している。 バブル景気前から、その全盛期と衰退までカバーされており、加えて欄外に各年の流行語、流行歌、主要な出来事等々が記されているので、一定年齢以上の人であれば、本書を読むことであの狂乱の時代を、簡単に思い出し振り返ることができるようになっている。 80年代の日本を、社会と文化面でわかりやすく把握できる良書だと思った。

Posted by ブクログ

2021/09/23

直前に読んだ本が「『りぼん』のふろくと乙女ちっくの時代」。70年代の『りぼん』のふろくに来るべき80年代の消費文化の序章を見出す、という論考でした。80年代の消費文化のことを田中康夫が「金ピカの80年代」と呼んでいたことも書かれていました。無意識に次に開いたのが、本書「金ピカ時代...

直前に読んだ本が「『りぼん』のふろくと乙女ちっくの時代」。70年代の『りぼん』のふろくに来るべき80年代の消費文化の序章を見出す、という論考でした。80年代の消費文化のことを田中康夫が「金ピカの80年代」と呼んでいたことも書かれていました。無意識に次に開いたのが、本書「金ピカ時代の日本人」。ちょっと偶然に驚きました。こちらは写真週刊誌『FOCOUS』の1981年の創刊から専属として時代に向き合い続けてシャッターを切り続けてきたカメラマンの写真と証言です。時代に向き合う、というより社会の欲望と自分の欲望を重ね合わせた1957年生まれの著者の青春プレイバックでもあります。(あとがきには編集者から自分史を入れるように…という指示があったと打ち明けられています…)記憶から零れ落ちている事件や人物が次々蘇り、著者と近い世代の自分にとってもプレイバック、プレイバックでした。この時代は「知る」ことではなく「見る」ことの欲望が露になった結果、写真週刊誌というジャンルの急激な生成に繋がったのでしょう。あるいは「見られる」舞台が生まれたことで起きた事件もあるのかもしれません。そういう意味でこの本の表紙と最後(から1枚前の写真)を飾る人物が全裸監督村西とおる、というのも象徴的です。それにしても『FOCOUS』と『りぼん』というメディアの違いなのか、同じ欲望でもおっさんの欲望と少女の欲望の違いが興味深く、その後の時代から現在まで続くのは、おっさんの欲望の果てしない敗北の連続なのでは、と妄想しました。まあ、それにしては、おっさんの欲望、まだまだしぶといか…

Posted by ブクログ

関連ワードから探す