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傭兵と小説家 星海社FICTIONS
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傭兵と小説家 星海社FICTIONS

南海遊(著者), TAKOLEGS

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傭兵と小説家 星海社FICTIONS

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/07/16
JAN 9784065166987

傭兵と小説家

¥935

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/09/11

筆者の次作である「永劫館超連続殺人事件」が見事だったのでこちらを読んでみた。 産業革命後、20世紀初頭のアメリカ(サンフランシスコ辺り?)を想定したような世界観ながら、魔法(と言っても聖なる力?)や異形の生き物などが跋扈する架空の時代・場所設定。 辺境の地を取材する小説家と、...

筆者の次作である「永劫館超連続殺人事件」が見事だったのでこちらを読んでみた。 産業革命後、20世紀初頭のアメリカ(サンフランシスコ辺り?)を想定したような世界観ながら、魔法(と言っても聖なる力?)や異形の生き物などが跋扈する架空の時代・場所設定。 辺境の地を取材する小説家と、同行するボディガード(元傭兵)の冒険行となるが、何といっても800ページの長さには驚く。 しかし、残念ながら不要な心情描写が多いし、洗練されたり、しゃれた会話を目指したのだろうが、不自然な会話・言い回しが多くてキャラとの違和感が大きい。 この作者らしい、仕掛けやどんでん返しもあるものの、そこに行くまでが長すぎて驚きも薄められてしまう。 この内容であれば、この長さは必要なかった。 とはいえ、こちらを先に読んでいたら新人離れした世界 観やプロットをもっと純粋に楽しめたかもしれない。 それと特筆すべきはこのページ数、しかもカラーのキャラ紹介(ここらはコミックとの相乗効果を狙ったことかもしれないが)まであっての900円という破格の値段設定。 出版社の意気込みが伝わってくるし、その後を考えればその先見の明は見事。

Posted by ブクログ

2022/03/02

元々WEB小説とのことで、割と気軽に読み始めたのですが面白かったです。 特に、「わかりやすい謎」「割とヒントをくれる謎」「考えてわかる謎」と複数用意されていたのが個人的に好印象でした。 ミラージュがそのままフランス語だったのも今後に通じるのでしょうか?

Posted by ブクログ

2021/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「でもそこには ─ ─ ─ 何か途方もない物語があるような気がしないか?」(Kindleの位置No.1426) 19世紀アメリカに似た世界。失業した傭兵はベストセラー作家に雇われる。小説家が欲する、物語が宿る未知の現実を求めて二人は旅に出る。鉄剣とタイプライター、聖女の予言を携えて。 「小説家in異世界」を探していて見つけました!異世界召喚・転生ものではありません。19世紀アメリカのような鉄道がどんどん敷設されていった時代(この時代、大好きです)。世の中が変わりゆく中で生業に困った傭兵(強い)が、ベストセラー作家(天才)に拾われる。牙持つ獣が棲む魔の山に向かう旅の中で二人はそれぞれの過去に向かい合う。未来に救いがあるかないかは自分次第。彼らは何を失って何を得るのだろうか。 歴史・地理がきっちりしっかり提示されているのでイメージしやすく、アクションシーンは短め文章と体言止め。読みやすく面白い。どんどん読み進めました。ただし、私はこういった作品は読む機会が少ないので、多く読まれる方は「こういうの知ってるし」という感想もあるのかもしれません。 ライトノベルに分類されるらしいですが、読んでるときには気にならなかったですが800頁なんですね(;'∀')十二国記よりはライトかな?というぐらいで、なかなかハードです。小説家の台詞が芝居がかっててラノベっぽいぐらい。各キャラクターにそれぞれ背景と矜持があり色付けがしっかりされています。気軽に読み進めてたら「あれがそうだったのか!」ということもしばしば。展開は少年漫画的SFの王道、だと思います。出会ったばっかりだし、今のところ登場人物は恋愛がらみがないのがいいですね(2巻ではどうにかなってるのかもしれませんが。) 小説家in異世界を探していたときの予想、想像していた内容とは違っていましたが、それって運がいい。私のちっぽけな想像なんて遥か彼方の「私が知らない物語」を読むのが好き。 なろうで2014年連載開始2017年1巻分完結、2018年星海社FICTIONS新人賞受賞、2019年書籍化、2021年コミカライズ連載開始 https://ncode.syosetu.com/n7912cc/ https://magazine.jp.square-enix.com/gangan/introduction/youshyou/ ************************************* ウィリアム・モリス作品のオマージュだそうです。そちらも読んでみたいです。

Posted by ブクログ