1,800円以上の注文で送料無料
教育格差 階層・地域・学歴 ちくま新書
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-32-02

教育格差 階層・地域・学歴 ちくま新書

松岡亮二(著者)

追加する に追加する

教育格差 階層・地域・学歴 ちくま新書

定価 ¥1,320

220 定価より1,100円(83%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗到着予定:4/4(土)~4/9(木)

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/4(土)~4/9(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2019/07/05
JAN 9784480072375

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/4(土)~4/9(木)

教育格差

¥220

商品レビュー

3.8

70件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/02/09

低SES層そして毒親とよばれる家庭で育った私ですが、その環境を自覚して自分を変えようと学び続けてきた私は本書のなかでいう稀なタイプだったのかもしれません。それゆえ努力でどうにかなると思ってしまう人間になってはいないかとハッとさせられました。 『教育は自分の経験に基づいて自説を持...

低SES層そして毒親とよばれる家庭で育った私ですが、その環境を自覚して自分を変えようと学び続けてきた私は本書のなかでいう稀なタイプだったのかもしれません。それゆえ努力でどうにかなると思ってしまう人間になってはいないかとハッとさせられました。 『教育は自分の経験に基づいて自説を持ちやすい分野です。この社会に、出身家庭と地域という本人にはどうしようもない初期条件によって教育機会の格差がある』 格差は高低どちらもまず自覚することが大切。本当にそう思います。子どもたちには置かれた環境に慣れるのではなく、どうしたいかを考え、学び、選べる人生であってほしい。 そして私たちは、データを見、背景を想像すること。 考え続けること。 どなたかもおっしゃっていますが、3歳ごろから(3歳で約9割の子が保育園や幼稚園に通っている)の保育園から義務教育を取り入れるといいのでは。保育の質を均一化することで、生まれながらの格差を少しでも埋めることができるのではないか。 保育士はもちろん子どもが好きだけではなく、教育者として多くのことを大学で学ぶことが必要になりますが、子どもたちや親だけでなく保育士にとってもメリットが大きいと思います。

Posted by ブクログ

2025/06/28

教育格差の話だが、就学前に格差が生まれていることと、隣人効果の大きさが印象的だった。 意識的な養育によって生活を構造化すること、そして同様の意識を持った家庭が集まる地域・コミュニティに属することが、教育に大きなメリットとなるのこと。実際、今の新興住宅地に引っ越してからは、いわゆる...

教育格差の話だが、就学前に格差が生まれていることと、隣人効果の大きさが印象的だった。 意識的な養育によって生活を構造化すること、そして同様の意識を持った家庭が集まる地域・コミュニティに属することが、教育に大きなメリットとなるのこと。実際、今の新興住宅地に引っ越してからは、いわゆる放牧状態の子どもやポイ捨てのようなモラルの欠如を目にする機会が明らかに減った。駅前には学習塾が3つもあることを考えると、地域全体の規範意識の高さと教育に対する意識の高さ、またそのメリットも納得である。 意識的な養育は幼児期から始まる。家庭では読書で多くの言葉に触れ親子で会話することで言語技能をつけ、机につく習慣をつけ、早寝早起きを行い、メディアからの隔離を行う。また外では習い事に通い意図的に構造化された教育体験を重ねることで教育の場に活用出来る認知・非認知能力を積む。これらは「就学前の準備格差」と表現されたが、ここで大きな差がもう出来ているんじゃないかと考えた。私も多少勉強が得意だったが、読書量の多さが多方面に複利で利いていたんじゃないかというのは実感としてある。あと運動して体力もあったし。 小学校での意識的な養育は就学前と変わったものとしては親が学校のイベントに参加し子供と学校について会話することが出来ること、ぐらいかな。「入学時点の学力が小学校4年生の学力と関係し、また小学校4年生時点の学力〜中学校1年時点の学力に大きな変化は起こらない」、という身も蓋もないデータに驚いたが、確かに認識と合う。 中学・高校はもう生まれによる格差も隣人による格差ももうつききって固定化されている印象。 自分の子供のことを考えると、頂点を目指さなくてもいいので受験しある程度選抜され規範を持った集団に属し安全安心に育ってほしいが、ただ受験のためだけの人生は送らせたくない。無駄を楽しんで豊かな社会性を身につけることだって必要。ただ、近隣の進学校は中高一貫しかなく高校入学は非常に狭き門になっているため、中学受験は必須となっている。中学受験のためには幼児期からのサポートによって無理なく勉強できる言語能力と思考のフレームワーク、抵抗感の排除などの学習環境の整備が必要であり、そのためには私たち夫婦の生活自体も今から構造化しなければならないと感じている。 小学校4年生から集中して1日中机にかじりつけ、なんて無理だし。その時までに知力・体力・習慣を身に着けさせる必要を感じた。 ふと思ったが、これからの時代子供をスマホ中毒にさせないだけで人生爆勝ちできそう、、使える時間に途方もない差が出来るし。そのためには自分がスマホ中毒から脱却する必要があるけど、、

Posted by ブクログ

2025/05/29

本書は、近現代日本には昔から変わらず緩やかな階級社会がである、ということを詳細なデータで示した教育社会学の1冊。 親の学歴や家庭環境によって、就学前から子供の教育や進学状況に統計的な格差が生じているので、それが受け継がれて階級ができてるし、親の収入や学歴によって住む地域も偏りが...

本書は、近現代日本には昔から変わらず緩やかな階級社会がである、ということを詳細なデータで示した教育社会学の1冊。 親の学歴や家庭環境によって、就学前から子供の教育や進学状況に統計的な格差が生じているので、それが受け継がれて階級ができてるし、親の収入や学歴によって住む地域も偏りがあるので、公立の小学校でも地域差、ひいては階級差が存在するということが述べられてます。まあ、普通の人は指摘されなくてもそんなの分かっているとは思うことが、データで示されてます。もちろん制度として這い上がることはできるが、それは少数派で、一部の例外がいることを示してもあくまで例外にすぎない。 それでも日本は、他の国に比べれば全体として国民の間の格差が小さかったり、全体として教育による学力の底上げにも成功しているが、存在する格差が固定化されて、子供たちの可能性が抑えられていることを著者は問題視してるのだと思う。 このような事実を知らしめると、子供のいる家庭は住む地域を厳選するだろうし、それによってさらに階級差が固定されそうな気がするのは著者も懸念しているが、それでも問題の存在を知らしめることを選んでいるようです。 決して一般向けに書かれた本ではなく、前半四分の三ぐらいは研究論文のような内容で、どのようにデータを解析しているのかとか、専門的な内容が続いて長いが、普通の人には、知ってる、当たり前、というような結果が示されてるだけなので、飛ばして最終部分だけ読んでも良いでしょう。

Posted by ブクログ