キャット・パーソン

クリステン・ルーペニアン(著者), 鈴木潤(訳者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2019/07/05
• JAN: 9784087735000

商品レビュー

2021/08/12

短編集。表題作「いいなって思った男と、キスをしたところで違和感を感じたけど、セックスしたらやっぱりすごく無理だったとき」の話。はぁ無理だったって終わりにしたはずなのに、相手には気に入られちゃうやつ。
他のお話はケータイ小説くらいのつまらなさだった。

2020/03/02

キャット・パーソン、噛みつき魔、死の願望など12短編集。#MeToムーブメントの中、女性の恐怖・罪悪感・無力感、加害者/被害者のあいだに横たわるグレーゾーン。サディズム、堕落、復讐、嫉妬といったダークな側面。

解説で、アメリカで大反響になっていたと知りました。徹底した女性感覚やフェミに、そうかもと思いました。前提になってる青少年文化の違い、大きいなぁ。

2019/10/29

ホラーだ。途中で怖くなって本を置いたほどホラー。人間の欲の冷ややかさが怖い。
HBOによるドラマ化や、「ムーンライト」や「レディバード」を作ったA24がホラー映画の脚本依頼をしたというのも分かる！