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湯神くんには友達がいない(16) サンデーC
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湯神くんには友達がいない(16) サンデーC

佐倉準(著者)

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湯神くんには友達がいない(16) サンデーC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/07/18
JAN 9784091293053

湯神くんには友達がいない(16)

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商品レビュー

4.8

6件のお客様レビュー

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2024/05/13

漫画は読んでもあまり買わない私でも全巻保存してる個人的傑作。 私は湯神が大好きなのである。 こいつの最も好きな所は、決して「友人」それ自体を否定している訳では無い点だ。結局湯神は「友人はいた方が良い。だから友人が欲しい。」という外部の同調圧力的な物差しを通していないだけで、単に...

漫画は読んでもあまり買わない私でも全巻保存してる個人的傑作。 私は湯神が大好きなのである。 こいつの最も好きな所は、決して「友人」それ自体を否定している訳では無い点だ。結局湯神は「友人はいた方が良い。だから友人が欲しい。」という外部の同調圧力的な物差しを通していないだけで、単に本人が他に一人でやりたい事があるだけ、だから一人でいるだけ、必要無いだけ。という事なのである。そもそも劇中でも示唆されていたが何か共通の目的があった際、他人と協力し合う事それ自体を嫌悪しない。まぁ根が理屈っぽいので目的に対し仲間を「なんとなく信じる」など根拠の無い馴れ合いは避けるし、基本自己完結型なので一度決めたら外野の声が届かなくなるのが通常だが、それが湯神のしたい事ならば目的の為にすべき事を全力でする、尽力してくれるある意味、最高に頼もしいヤツなのである。 そしてそんな湯神とはある意味対極にいるとも言えるちひろもまた魅力的なキャラクターだ。 ちひろは現実主義的,合理主義的な湯神と違い、綺麗事ばかり言う。他人から見ればどう考えても単に掃除を押し付けられているだけなのに、「みんな部活で忙しいもんね。。」だの、湯神は自分が納得する為だけに行動しているのに「助けてくれたんだよね。優しいところもあるんだな。。」だの、そんなニュアンスのことばかり言っているのだ。良く言えば優しい、悪く言えば甘いヤツなのである。しかし席が隣のこともあって、卒業までの長い期間共にいたちひろの、その甘さともいえる優しさの影響なのか、湯神の人当たりは終盤にかけて明らかに柔軟性を帯びてきていた。1巻で「新作のカレーパンの様にリニューアルしていかなくてはいけない。」とちひろにえらそーに言っていた湯神もまた知らず知らずのうちに影響されリニューアルされていた、という事なのだろう。互いに補完しあう関係というのはズバリ言い得て妙だと私は思った。 総じるが、作者のキャラクターに対する気の使い方、丁寧さはデビュー作とは思えない。ラストの終わり方も非常に美しかった。 現実問題、湯神みたいな奴はそうそう現実にはいないだろうし、はたまたちひろの様に常に優しさフル回転で生きる事でさえも中々に難しいだろう。 だが、参考にはなる。 好きな物に没頭すること、趣味を作ることの重要さ。 相手の立場になって物事を考えること、優しさを持つことの大切さ。 そして、流されないこと。 自分の選択に責任を持つということ。 自分の気持ちを相手に押し付けないということ。 大袈裟に聞こえるかもしれないが、「生き方」についての多くのヒントがこの作品の中に隠れている。学生だろうが社会人だろうが我々も、湯神やちひろやカレーパンの様に自分自身を,相対的な他人に対してではなく昨日の自分を越えて日々リニューアルして過ごしていくことが大切なのだ。 それが結果的に本当の意味での多様性に繋がるのではないだろうか。 そして湯神が宇宙へ人類の友人を見つけに行くのは、「あなたの世界はその眼前に広がっている景色だけでは無い」と言っているようにも思えるのだ。 作者の次回作に期待したい。

Posted by ブクログ

2023/07/02

感性が似てる子に借りた 綿貫さんみたいに人の顔色気にしがちだけど ふとした時に湯神君みたいな生き方もあるのだから自分を責める必要はないなと勇気付けられる

Posted by ブクログ

2021/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よくあるただのコメディーかなと思いきや、転校続きのヒロインが友達が出来なくて悩むところなど、ストーリーとしてかなりしっかりしてます。 片や、変人とも言われる主人公、湯神くんは「空気を読め」と言われて久しい世の中には珍しい、偏屈なタイプ。「友達なんていらない」と豪語します。でも、決して優しくないわけではありません。 そんな性格が正反対にも思える主人公とヒロインがお互いのキャラクターを維持したまま、少しずつ成長してラブコメに突入していきます。 続きが気になりどんどん読んでしまいました。 久々に面白い漫画を読破しホクホクしてます。 オススメです!

Posted by ブクログ

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