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「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京堂出版 |
| 発売年月日 | 2019/06/25 |
| JAN | 9784490210132 |

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「帝国」ロシアの地政学
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「帝国」ロシアの地政学
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商品レビュー
4.3
30件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ロシアの行動は「突発的」ではなく、独自の地政学的思考に基づいている── 『帝政ロシアの地政学』は、国家を生命体と捉え、民族的連続性を重視するロシアの国境観を丁寧に解説した一冊。ウクライナ侵攻を理解するための重要な視座を与えてくれる。ロシアと関わるビジネスマンにもおすすめ。
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・ロシアの国家像は大きく3つに分かれる。一つは西欧志向。これは初期エリツィン期の西側協調志向で、西側諸国の価値・制度への統合を目指しつつ、旧ソ連諸国を独立した主権国家として扱うもの。ロシアはワルシャワ条約機構の解体や在欧ロシア軍の撤退など西側との軍事的対決姿勢を放棄したが、NATOによるロシアの意向を無視した旧ユーゴを空爆などがあり、西欧志向は放棄された。 二つ目は帝国志向。ソ連崩壊後の結果に対して極めて否定的。国境線ではなくエスニックな集団を国家の範囲とみなす(大陸地政学的)。 最後は大国志向。ロシアが旧ソ連諸国を帝国的秩序のもとに直接統治することは想定しないが、旧ソ連圏で生起する事象については強い影響力を発揮できる地位をもつべきだとする(筆頭がプーチン)。 ・ロシアが目指す多極世界とは、少数の「主権国家」がそれぞれの勢力圏を従えて併存するという大国間強調である。 ・「主権国家」たるロシアの「歴史的主権」がおよぶ範囲(≓旧ソ連圏)においてロシアは保護する責任(R2P)を主張する一方、旧ソ連圏外においては(ウェストファリア的な)独立した主権国家観が適用される。 ・その上で、本書はグルジア/バルト三国/ウクライナ/中東(シリア、例外的)/北方領土/北極圏(環境問題による新たな境界)を扱う。
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ロシアにはロシアの論理がある。 戦前の日本には戦前の日本の論理があったように。しかしそれは、いつの間にか欧米史観に上塗りされ、そこからしか物が見えなくなり、しかも、それこそが正論だと考えたり、あるいは誤りだと気付いても、世の中は既にその普遍的ルールで動いているからと、諦めたりし...
ロシアにはロシアの論理がある。 戦前の日本には戦前の日本の論理があったように。しかしそれは、いつの間にか欧米史観に上塗りされ、そこからしか物が見えなくなり、しかも、それこそが正論だと考えたり、あるいは誤りだと気付いても、世の中は既にその普遍的ルールで動いているからと、諦めたりしている。 2000年に成立したプーチン政権は当初、エリツィン政権末期に悪化した西側諸国との関係改善を掲げ、現在では考えがたいほど、米国に配慮した対外政策をとっていた。たとえば2001年、米国で同時多発テロ事件では、プーチンはアフガニスタンにおける米国の対テロ作戦に協力を表明し、中央アジア諸国への米軍展開を認める方針を打ち出した。「勢力園」である中央アジアへの米軍展開については軍や情報機関からの強い反対があったとされるが、これを政治判断で押し切ったのがプーチンだ。 2004年にバルト三国のNATOおよびEU加盟が決まった際にもロシアは強く反対せず、2006年にはグルジアに駐留していたロシア軍の撤退が一部平和維持部隊を除いて完了した。 変化は2000年代半ば以降。米露関係は次第に悪化していく。米国がロシアの反対を押し切ってイラク戦争に踏み切ったことや、2005年に米国が東欧への弾道ミサイル防衛(MD)システム配備計画を打ち出したことに加え、旧ソ連諸国において相次いだ政変が米国の陰謀によるものであると見るロシアは、米国に対する不信感を募らせていった。ロシアが「勢力圏」とみなすグルジアとウクライナがNATOへの加盟を公然と掲げるようになったことに、ロシアの被害者意識はさらに強まっていた。 西側諸国がロシアを冷戦の敗者とみなし、何かにつけてロシアの政治体制や経済体制に注文をつけてくることもロシアは気に入らなかった。元々ソ連としては冷戦に敗北したという意識は希薄であり、人類の破滅を避けるために、アメリカと成し遂げた共通の成果であると見られていたのだ。 グルジア、バルト三国を巡る歴史からシリア介入、北方領土問題まで、歴史を紐解きながら、ロシア側の論理を解読する本書は秀逸である。また、中国との関係性、北極エリアまで話は及ぶ。それだけロシアが複雑で広く、影響力を維持しながら注目されてきた由でもある。ウクライナ情勢を理解するためにも読むべき一冊ではないだろうか。
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