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本物の思考力を磨くための音楽学 「本物を見抜く力」は「感動」から作られる
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ヤマハミュージックエンタテインメントホー |
発売年月日 | 2019/06/21 |
JAN | 9784636930931 |
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本物の思考力を磨くための音楽学
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
オーケストラやアンサンブルに入ってるけど、本を読んで芸術とは何かわかって、いっしに音楽の本質を理解した
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精神科医と作曲家という2つの顔を持つ筆者が、現代における音楽のあり方について考察している。豊富な資料を提示しつつ「生きた音楽」と「死んでいる音楽」とな対比や「心・頭・身体」の関係と音楽のつながりなど、示唆に富む内容が多く、また精神科医ならではの観点も面白い。 ただ、懐古的な側面も...
精神科医と作曲家という2つの顔を持つ筆者が、現代における音楽のあり方について考察している。豊富な資料を提示しつつ「生きた音楽」と「死んでいる音楽」とな対比や「心・頭・身体」の関係と音楽のつながりなど、示唆に富む内容が多く、また精神科医ならではの観点も面白い。 ただ、懐古的な側面も強く論調はかなり好き嫌いが分かれると思う。
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普段は行かない、同じ県内だけれど遠い図書館の音楽のコーナーにあったこの本。とても貴重な出会いとなりました。そこの音楽のコーナーはびっくりするほど良書ぞろい。司書さんの選書眼が素晴らしいのだなと、その地域の方々が羨ましくなりました。 「生きる意味」を求める時、人は美と真理と愛...
普段は行かない、同じ県内だけれど遠い図書館の音楽のコーナーにあったこの本。とても貴重な出会いとなりました。そこの音楽のコーナーはびっくりするほど良書ぞろい。司書さんの選書眼が素晴らしいのだなと、その地域の方々が羨ましくなりました。 「生きる意味」を求める時、人は美と真理と愛を求める。生きる意味が見つかりにくい現代だからこそ、私たちは「生きている音楽の力」を必要としている。しかし、死んでいる音楽がはびこっているという。 「生きている音楽」を奏でるためには、「人間存在への飽くなき関心」が重要で、その関心に目覚めるために、人がどのような成長を辿れば良いかが丁寧に書かれている。未熟な0人称から思春期を経て1人称になり、他信から脱却し、「主体」として生きたいという強い意志を持ち自分の裡に向き合うことで、利己的な擬1人称から超越的0人称を含んだ真の1人称になる。 他者と対話するにあたっての前提条件が書かれていた。 1.互いに相手を「主体ある」他者と認識している 2.互いが水平的関係である 3.その他者を知りたいと思っている 4.他者を知ることによって、自身が変わるつもりがある この4番にハッとさせられた。そんな心つもりで人と話したことは殆どなかった。子供と話し合う時くらいだろうか。 経験とは、体験に自分の価値観や感性に新たな要素が加わることであり、変化を受け入れる開かれた状態が必要とあった。私が年を重ねるにつれ、どんどんなく無くしていっている性質だ。 そして、芸術表現における〈愛〉は、対象(曲)を、対象らしく捉え、対象らしい本質が現れるように表現をし、それを喜ぶことである。この楽曲が“どのように生きたがっているのか”、楽曲と、先のような前提条件の元、対話することで、生きた音楽になる。その経過を辿って、真理に共鳴したときに人は、美を感じる。 最初から最後まで密度の高い、納得の内容で、日頃は専ら読みっぱなしの読書スタイルですが、珍しく何度も読み直し、大量なメモを取りながら読みました。音楽への愛情がひしひしと感じられ、精神科医であり音楽家ならではの視点と観察眼で、時になかなかの芯をついた毒舌で書かれていて、他の多くの本とは一線を画す見事な一冊でした。
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