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私たち異者は
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2019/06/25 |
| JAN | 9784560097106 |
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私たち異者は
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
日常生活の少しの違和感から始まる物語。 あってもおかしくないような世界線。 ミルハウザーは初めてだったので、これからもっと読んでいきたい。
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20191230読了 この作者の話は、ありそうでありえない幻想的な話などが多いのですが、今回は若干幻想性が少なめの短編集 最初の『平手打ち』はある日いきなり駐車場で見知らぬ人に平手打ちされ、犯人はあっという間に立ち去る。その後も色々な人、若い女の子などに平手打ちはされ、誰にも恨...
20191230読了 この作者の話は、ありそうでありえない幻想的な話などが多いのですが、今回は若干幻想性が少なめの短編集 最初の『平手打ち』はある日いきなり駐車場で見知らぬ人に平手打ちされ、犯人はあっという間に立ち去る。その後も色々な人、若い女の子などに平手打ちはされ、誰にも恨みは決して抱かれるはずのない善良な女性まで、それも部屋の中で平手打ちされる。 トレンチコートを着た男 しかわからない犯人はその後も捕まらず、ある日警察にコートが届き平手打ちはなくなる。 平手打ちされた人の何故か優越感、なんとなく街を取り巻く恐怖感だけがしばらく残り少しずつ収束。 『白い手袋』高校生の主人公の彼女はいつも手袋をしている。何度も会っている間に彼はだんだん彼女よりその手袋の中の方に興味が湧く。 そのために病院に行ったりしているらしいが、何かは不明。ある日彼女がそれを見せてくれると、その中の手は… 二人の関係はよくあるような高校生の静かな話なのだが、この手袋の中は、もしかしたらあるのかもしれないがありえなさそうな話。 『大気圏外空間からの侵入』 自分たちの地域に宇宙からの物体が近づいてくる。人々は屋内に留まりニュースを見てその時を待つ。夏の青空の中で硬貨大の金色のものが無数に降る。花粉のような金色の埃のような。それが降り続け街中は黄色になる。検査しても毒性のない物質。 街の人たちはなにかもっと他の事を待っていた。こんな黄色い雪のようなものではなく。 ただこのものは光合成により分裂を繰り返しあっという間に増殖する。しまいに部屋の中まで黄色い花粉のようなものに被われ…だがその光景は黄色くのどかな光景に見える。 という話。 これが一番好きかも。ありえなくほんわかしている。 標題の『私たち異者は』 毎日ハードで疲れていた私はある明け方目覚めると軽くて薄っぺらいものになっている。ベッドにいる自分を見ている。怖くなって逃げた私はある家の屋根裏に潜み、ある日からそこに一人で住む女性と交流し始める。そこに彼女の姪がやってきて私である異者(亡霊)が見える彼女と感じるが見えない姪との関係から… という話。これが一番長い話でした。 ミルハウザー全体としては、『バーナム博物館』や『マーティン・ドレスラーの夢』の方が良かったかな。
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物事も心理も、少し疲れるほど丁寧に描写されていて、延々ナレーション入りの映画を観ているような感覚。 スピード感は七篇それぞれコントロールされているよう。 「平手打ち」「The Next Thing」「刻一刻」:誰もが日々ぼんやり考えうる、感じうるだろうことが、巧みに言語化されて...
物事も心理も、少し疲れるほど丁寧に描写されていて、延々ナレーション入りの映画を観ているような感覚。 スピード感は七篇それぞれコントロールされているよう。 「平手打ち」「The Next Thing」「刻一刻」:誰もが日々ぼんやり考えうる、感じうるだろうことが、巧みに言語化されていて参る。 アンチSFふう「大気圏外空間からの侵入」は、でもとても怖いと思った。
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