本の『使い方』 1万冊を血肉にした方法

出口治明(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2019/06/21
• JAN: 9784046043795

商品レビュー

2024/08/23

図書館で借りた「本を読むための本」2冊目。
今回の著者は、幼少期から本に触れている活字中毒者だったから、その熱量や教養に圧倒された。
特に、最終章における怒濤の本の紹介は、私の知的好奇心を奮い起こす熱があった。
大学紛争・全共闘の時代は、周りも古典的名著を読んでいるのが前提だし、それについて議論する中で自分の教養を試され、また向上させる必要を感じていた著者、幼少期からそんなにたくさんの本を読んでいても、である。
私なんかは大学時代に40冊程度しか読んでいないし、しかも現代の大衆小説(これがよくないとは言わないが)がほとんどであるから、なかなか恥ずかしいと思わされた。
古典的名著はやはり読んでおきたい。

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一所懸命おもしろい本を読んでいけばいい。それだけです。

2024/03/23

知識人の出口治明さんの本の読み方についての本。
現代に求められるのは、「自分の頭で考え、進んで行動し、新しいアイデアを生み出せる人材」。そのためには、教育だけではなく、教養が必要になる。その教養は、①人②本③旅で培われる。

2024/03/13

内容をかなり忘れていた。人間の生きる意味とはメインシステム外にどう関わるか、というのは目から鱗だった。『貞観政要』を昔読もうとしてたなぁ。この本のおかげで、本の選び方の一例がわかった。