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特攻隊の〈故郷〉 霞ヶ浦・筑波山・北浦・鹿島灘 歴史文化ライブラリー485
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2019/06/18 |
JAN | 9784642058858 |
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特攻隊の〈故郷〉
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
鹿児島が特攻の地として知られているが、散っていった隊員たちが軍人として学んでいた「故郷」は茨城県に多く存在していた。若い兵士たちの日記や手紙などから当時の茨城の軍事施設や周辺の街などの様子、兵士たちの生活を探る。
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元陸軍の特攻隊員だった祖父の軌跡を辿って読了。 特攻に行くまでの少年達がどのように歩んだのか、どんな暮らしや訓練をしていたかや、時代背景が詳しく分かって良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私は土浦市で生まれ育ちました。 子どもの頃、折に触れ、両親や親せき、学校の先生から予科練の話を聞かされて育ちました。大人の人たちは、「予科練の歌」をよく歌っていたので、私も、歌詞を見ないでもう耐えるほどです。 本書は、たまたま検索か何かでたどり着いて知りました。 子どもの頃に聞いていた予科練の少年は、おじさん達からするとあこがれの存在だった印象です。阿見の予科練記念館には子どものころ何度か足を運んだことがあります。小学校高学年ぐらいになると、おじさん達の話の印象とかなり違い、まだ母親が恋しい年代のお兄さんたちが壮絶な体験をしたのだ、と現実的なことがわかるようになってきました。 大人になった今、このような資料を、多くの日本人に読んでもらいたいと思っています。自衛隊の航空ショーや基地のお祭りは華やかですが、戦時中の歴史もぜひ知って頂きたいと思います。 月明りで母親に書いた手紙が、阿見に展示されています。何十年経っても、あの手紙を思い出すと、胸がキュンとします。 このような資料は、全国各地にあることでしょう。たった3世代前の先人たちの足跡です。どのように感じるかは人それぞれでしょうけれど、葬ってはいけない足跡だと思います。
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