1,800円以上の注文で送料無料

アナーキストの銀行家 フェルナンド・ペソア短編集
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

アナーキストの銀行家 フェルナンド・ペソア短編集

フェルナンド・ペソア(著者), 近藤紀子(訳者)

追加する に追加する

アナーキストの銀行家 フェルナンド・ペソア短編集

定価 ¥2,200

1,045 定価より1,155円(52%)おトク

獲得ポイント9P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

10/9(水)~10/14(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社
発売年月日 2019/06/18
JAN 9784779125997

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

10/9(水)~10/14(月)

アナーキストの銀行家 フェルナンド・ペソア短編集

¥1,045

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/06/19

『不穏の書』を読んでペソアに興味を持ち、この本を手に取った。けれども、そこには『不穏の書』にあったような、風景と溶け合った人生についての思索はなく、ただやや鈍いポー的な大衆小説があるだけだった。 タイトルになっている「アナーキストの銀行家」はポーから遠く離れた形式で書かれている...

『不穏の書』を読んでペソアに興味を持ち、この本を手に取った。けれども、そこには『不穏の書』にあったような、風景と溶け合った人生についての思索はなく、ただやや鈍いポー的な大衆小説があるだけだった。 タイトルになっている「アナーキストの銀行家」はポーから遠く離れた形式で書かれているけれども、内容といったら銀行家が正しいアナーキストのあり方についてひたすら話し続けるだけのものだ。 銀行家が葉巻を喫うだけの描写しか地の文には表れないのに、わざわざ小説にする必要は無い。まるで悪い見本だ。これならペソアお得意の“異名”を使って思索をつらつらと書かせれば良かったのだ。 ただ5ページの短篇「忘却の街道」はとても良かった。といってもこれは散文詩のようなもので、だからこそ良かったのかもしれない。 ペソアは優れた詩人であり、優れた作家だ。けれども優れた小説家とはどうしても言い難い。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品