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石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/06/13 |
| JAN | 9784065163764 |
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石つぶて
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石つぶて
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
体制や組織からはみ出しながらも正義を貫く人たちへの清武さんの眼差しはいつも優しくてあたたかい。石つぶては外務省機密費流用事件を追ったルポタージュだ。登場するノンキャリの二課刑事たちは、みな個性的で気骨があって魅力的だ。 機密費のような使途が柔軟なお金は政治を行ううえで必ず必要だ...
体制や組織からはみ出しながらも正義を貫く人たちへの清武さんの眼差しはいつも優しくてあたたかい。石つぶては外務省機密費流用事件を追ったルポタージュだ。登場するノンキャリの二課刑事たちは、みな個性的で気骨があって魅力的だ。 機密費のような使途が柔軟なお金は政治を行ううえで必ず必要だろうし、その意味で清廉たることはできないと個人的に思う。問題なのはそのグレーゾーンを扱うものの心持ちだろう。松尾克俊ひとりで5億以上流用できているならば外務省という組織のチェック機能は破綻しているだろうし、組織的に隠蔽して松尾克俊ひとりに罪をなすりつけているのであれば外務省という組織は腐っている。どちらにしても組織としては酷かったのだろうと思う。 潔癖でありすぎることは息苦しいことだし、この世から悪事がなくなることはないだろう。その意味で一罰百戒だとしても警笛を鳴らし半鐘を鳴らすことで世を啓蒙する二課のような組織が必要だろうと思う。 気になるのは警視庁がより管理的な組織となり捜査手法も可視化されたことで検挙件数が減っていることだ。きっとここにもグレーゾーン問題がある。管理し数値化しリスクヘッジすることは一見正しく清廉に見えるが、そんなに理想通りに社会は動かない。贈収賄を野放しにしないような組織に警視庁が変わっていてほしいなと思う。潔癖な組織や社会は理想に過ぎない。健全な組織や社会はグレーゾーンや余白を認める寛容さとそれを悪用しない規律があるものなのだろうと思う。
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捜査二課対外務省の戦いで、実に男臭い物語です。 刑事の意地で外務省の横流し資金の真相を追うのですが、しかし昭和の刑事は熱いですね。 自分は男臭い登場人物は好きなので、楽しく読めました。
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エンターテインメントではない でも真実でもない 積み上げられた事実のみが存在する 鮮やかな伏線回収や心を震わせる感動のラストではなく 事実の力強さがここに在った
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