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双蛇密室 講談社文庫
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双蛇密室 講談社文庫

早坂吝(著者)

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双蛇密室 講談社文庫

定価 ¥726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/06/13
JAN 9784065156124

双蛇密室

¥660

商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2025/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「胎児が子宮姦をしようとする男を噛み殺した」という真相は確かに唯一無二ではあるが、ミステリとしてはそれがすべてといった印象。構成面での工夫もなく、前作までのフェア精神もない。特に「トビヘビ」や「魔歯」といった一般的では無い設定がトリックにされているのは、上述の真相を形作るために逆算して設定されたとしか思えない。黒死館のようにそれがひとつのテーマならまた別だけれど……。本作の場合は奇抜さだけを求めてミステリとしての面白さは捨ててしまっている。 ………これは勝手な想像なんだけど元々「悪い方の蛇」はそのままフロイト的な意味で男性器だったんじゃないだろうか。でもそれだと読者もすぐに真相に気づいてしまうだろうから変えたとか……赤ちゃんに歯が生えている&へその緒を通って吸収された毒が赤ちゃんの血液にも含まれている、を想定しないとどっちにしろ真相にはたどり着けないのでそのままで良かったんじゃないだろうか??

Posted by ブクログ

2025/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上木らいち第三弾。 藍川刑事の出生の秘密に迫る。 38年前、藍川刑事の実の父親はDV夫で、妻を陵辱しまくっていた。産婦人科医の育ての父に救われる。 プレハブ小屋では、妻と夫が倒れており、夫は死んでいた密室殺人。 真相は妻は隣に住む蛇女の蛇に噛まれて毒でのたうちまわってる所にDV夫が帰宅し、毒に苦しむ女を犯す快感に酔いしれ、毒で子宮口が開いた妊婦の子宮口をさらに開こうと腕を突っ込んだ所、臍の緒を通って毒に犯された胎児が噛みついて夫はアナフィラキシーで死亡というとんでも真相。 第二の事件である、高層マンション最上階での蛇に噛まれた事件は、トビヘビを使ってむかいのオフィスビルから何匹も蛇を飛ばして成功した2匹の犯行という大胆真相。

Posted by ブクログ

2024/09/16

とんでもないバカミス。謎解きをするためには記述されていない雑学的な知識が必要となるため、フェアな本格ミステリではないだろう。小説としては面白いです。

Posted by ブクログ