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「宿命」を生きる若者たち 格差と幸福をつなぐもの 岩波ブックレット1001
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2019/06/01 |
| JAN | 9784002710013 |
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「宿命」を生きる若者たち
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「宿命」を生きる若者たち
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商品レビュー
4.5
10件のお客様レビュー
現代の若者たちが直面する社会の厳しい現実と、その中での幸福感の矛盾を深く掘り下げています。著者は、若者たちが自らの「宿命」をどう受け止め、どのように生きているのかを、具体的なデータを交えながら探求しています。特に、自己責任主義が内面化される過程や、格差の再生産がどのように若者の価値観に影響を与えているかを考察し、現代社会の中での若者の位置づけを明らかにしています。また、過去の自分に依存しがちな彼らが、未来を見据えることの難しさや、コミュニティの閉塞感についても触れています。この作品は、若者と接する世代にとって、彼らの視点を理解するための重要な一冊となるでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
若者の幸福度はなぜ高いのか。 期待値の低さと「居場所の確保」という視点から分析する一冊。 データに基づく仮説は納得感がある一方、その状態の持続可能性についても考えさせられる内容。
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山を登っている最中は、山頂が見えなくても進むべき方向がわかる。登りきって高原に辿り着いてみれば、視界が開けてどこに向かうべきかわからない。この例えは説得力がある。 社会が発展しきって、目指すべきものや指針がなくなってしまった 自分で価値基準を決められず、それも具体的な他者に委...
山を登っている最中は、山頂が見えなくても進むべき方向がわかる。登りきって高原に辿り着いてみれば、視界が開けてどこに向かうべきかわからない。この例えは説得力がある。 社会が発展しきって、目指すべきものや指針がなくなってしまった 自分で価値基準を決められず、それも具体的な他者に委ねようとした結果、似た者同士が集まり、閉鎖されたコミュニティができていく 自分が疎外されていることにも気づいていない どうすれば外の世界の存在に気づけるのだろう
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大学で教員をしている友人と「いまなぜ若者は本を読まないのか?」という議論になりました。本当にそうなのかわからない漠然とした印象の話だからほどほどにしないと本を読んでいる若者から怒られてしまうようなテーマですが、コミック以外の出版不況は確実に起こっているので、まあ許してもらうとして...
大学で教員をしている友人と「いまなぜ若者は本を読まないのか?」という議論になりました。本当にそうなのかわからない漠然とした印象の話だからほどほどにしないと本を読んでいる若者から怒られてしまうようなテーマですが、コミック以外の出版不況は確実に起こっているので、まあ許してもらうとして。その流れの中で、たぶん中間層の崩壊が階層移動の願いを込めた読書、みたいな市場の喪失につながっているのでは?という根も葉もない仮説にたどり着いた訳です。(これ講談社の成長を描いた「出版と権力」の感想を語った時の出来事です…)おっさんたちの根も葉もない話に、なんとなくちっちゃな根になるのではないか、と手に取ったブックレットが本書です。我々の世代で「宿命」とは花形満が星飛雄馬に「宿命のライバル」と呼びかけるドラマチックな意味を持った言葉ですが、現代の若者にとっては格差を納得するためのキーワードになっている、ということを様々のデータと駆使し証明していきます。「未来の自分」より「過去の自分」に拠り所を求めるまっ平な高原社会を歩む若者たち。それこそ「巨人の星」に代表されるよな「苦難の神義論」世代が「幸福の神義論」世代の気持ちを理解しないまま語り掛けるのはやめようと、読了後、すぐ友人に読め!と勧めました。著者もナウシカのメーヴェを引用したりしていて、なだらか世代かと思いきや、自分たちとほぼ同年齢でビックリ。だいぶ前に古市憲寿の「絶望の国の幸福な若者たち」で取り上げている「幸福のジレンマ」の最新版でもあります。これもちょっと古いけど少年ジャンプのヒットマンガが「ドラゴンボール」の強さのインフレーションから「ワンピース」の仲間のネットワーキングに移行している、という指摘にも通ずると思いました。若い人と接するおっさん必読の書です。
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