原田マハの印象派物語 とんぼの本

原田マハ(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2019/06/01
• JAN: 9784106022883

商品レビュー

2024/11/21

7人の画家の作品と共に、マハさん独自の想像の物語が綴られている。
物語を読んでいて、画家がどんな人物だったのか想像でき、作品がより身近になったような気がした。
そしてそれぞれの画家の個性や凄さを改めて実感できる本となっている。
私はやっぱり印象派が好きだ。
難しい時代背景を知らなくても、その美しさにただただ癒されれば良い。
彼らは日常で感じたありとあらゆる美しさを追求し、独自の方法で絵に残している。
まるで、現代の人々がその瞬間を永遠に残すために写真をとり、加工を施してSNSにアップしてシェアするかのように。
そんな簡単な方法ではないけど、根本は同じように感じる。
生の絵画を見たくなった。

2024/07/21

絵にも美術史にも詳しくないし、関心がさほど高いとも言えないが、そのレベルでも知っている絵がたくさん載っていて楽しめた。
世に認められず、生活にも困窮する中、描きたいものを描きたい方法で描いた印象派の画家たち。添えられたショートストーリーが、その画家たちの人生を彩色する。

2024/04/25

原田マハはフリーキュレーターとして活躍している
愚かものたちのセブンストーリーズは読んでいて楽しい
バリの美術館で観て驚嘆した記憶があります
も一度ゆっくり対話してみたい。
印象派の画家はおおむね貧しい
作品の誕生までのストーリーに引き込まれる