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ブレードランナー証言録 インターナショナル新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2019/06/07 |
JAN | 9784797680393 |
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ブレードランナー証言録
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商品レビュー
3.1
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ポール・M・サモン p152 Kがデッカードにはじめて会うシーンに犬が出てきますが、そのときKは「それは本物の犬か?」と訊ねます。デッカードは「わからない、犬に聞いてみたらどうだ」と返す。 狭く浅くな印象。 ただ各クリエーター、そこはご想像にお任せします的な領域がわりかしきっちりあって笑う。そうでなくてはとも思う。ここ数年、ようやくリドリー・スコットすごいじゃんと今さら思って見返したりするので、当事者から少しだけ離れている関係者たちが語るその視座、という価値以外、もしかしたらこの本には書いていないのかもしれないけれど、好きならサクサク読めるんじゃないかと思いました。
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2049は観ていないけれど、ブレードランナーは好きな映画だ。原作の電気羊も好き。人間性について考えるのがいいんだと思う。 揺れ動く多様な解釈を聞くのも楽しいので、デッカードのレプリカント問題は常に宙ぶらりんでいてほしい。
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ブレードランナー証言録 ハンプトン・ファンチャー マイケル・グリーン 渡辺信一郎 ポール・M・サモン:著 大野和基:編集・翻訳 2019年6月12日発行 インターナショナル新書(集英社) ブレードランナーの映画化権取得費用は、わずか2000ドルだった。 ブレードランナーは公開後10年間酷評され、赤字だったので回収のため左右カットした画像でテレビ放映した。公開版を見なかった若者がその映像に魅了された。 デッカードが人かレプリカントか?リドリー・スコットは何度も考えを変えた。撮影中ですら変えたかもしれない。 「ブレードランナー」及び「ブレードランナー2049」について、国際ジャーナリストの大野和基がインタビューしたもの。4人とは、 ①「ブレードランナー」の製作総指揮と脚本、「2049」の原案と脚本を担当したパンプトン・ファンチャー、 ②「2049」共同脚本のマイケル・グリーン ③「ブレードランナーの後日談を描く短編アニメ「ブレードランナーブラックアウト2022」監督の渡辺信一郎 ④「ブレードランナー」研究所の最高峰「メイキング・オブ・ブレードランナー ファイナル・カット」著者のポール・M・サモン 最後のポール・サモンへのインタビューが最も面白かった。 (以下、メモ) ①ファンチャー ・原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は気に入らなかったが、映画にすると面白くなるだろう ・近未来のLAで様々な言語が飛び交う様子は脚本アイデアではなく、ガフを演じたエドワード・ジェイムズ・オルモスのアイデア。「シティ・トーク」と呼んだ。 ・P・K・ディックがフランスの会社に与えていた映画化優先権の期限が切れて、運良く友人のブライアン・ケリーが2000ドルで取得 ・ディックはパラノイアに見えたが、薬物の影響か、元々の性格かは不明 ②グリーン ・リドリー・スコットは、デッガードはレプリカントだと自分の考えを明らかにしている ・「2049」を共同脚本したファンチャーに初めて会ったのは、映画の撮影がすべて終わったあとだった ・「2049」では、リドリー・スコットは最後までアドバイス役に回った。監督のドゥニ・ヴィルヌーヴと話し合い、とても気に入っていると言っていた。いわば作品全体の教授でもあり、ゴッドファーザーでもあった ③渡辺信一郎 美術畑のリドリー・スコットはセットにすごくうるさく、いくらスタッフが作り込んでもOKしない。予算もなくなり、困ったスタッフがLA近郊のジャンク屋をまわって鉄くずを買ってきて片っ端からセットにくっつけまくっていったらOKが出た ④サモン ・「2049」のオリジナルカットは4時間近くあったが、3時間近くまで縮めた ・映画の編集は、昔は何ヶ月もかけていたが、今は数週間。「2049」ももう少し、あと2,3ヶ月はかけて完成版の尺を短縮してほしかった。最終版はちょっと長すぎる ・「2049」はタルコフシキーがフィリップ・K・ディックと共演する映画 ・「ブレードランナー」は公開から10年もの間、批評面では荒野の中にいた。その10年間にビデオの最初期のソフトとして世に出た。あまりに赤字だったので、少しでも投資を回収するために、CBSテレビや初期の頃のケーブルテレビでも放映。映画館で見ることができなかった世代が、左右を切ったブラウン管サイズの質の悪い「ブレードランナー」を見て魅了された ・リドリー・スコットは、ブレードランナーが大人のためのヘヴィ・メタル・コミックであることをみんな理解してほしいと何回か言っている ・デッカードがレプリカントか人間か、リドリー・スコットは何年にもわたって考えを変えてきた。撮影中ですら変えたかもしれない。ハリソン・フォードは、「人間であるはずだ、私は観客と映画を感情的につなぐ存在であるはずだ」と言っている
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