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死神坊ちゃんと黒メイド(6) サンデーCSP
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死神坊ちゃんと黒メイド(6) サンデーCSP

井上小春(著者)

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死神坊ちゃんと黒メイド(6) サンデーCSP

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/06/18
JAN 9784091291929

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死神坊ちゃんと黒メイド(6)

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商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2019/09/13

井上先生の闘争心が、ボキンンッ、と折れてしまうかも知れないけど、漫画読みとしても、この『死神坊ちゃんと黒メイド』のファンとしても、正直な気持ちは言っておかねばならない 有体に言って、『金剛寺さんは面倒臭い』の方が上だ しかし、負けてはいるが、一方的に殴り倒されている訳じゃない、井...

井上先生の闘争心が、ボキンンッ、と折れてしまうかも知れないけど、漫画読みとしても、この『死神坊ちゃんと黒メイド』のファンとしても、正直な気持ちは言っておかねばならない 有体に言って、『金剛寺さんは面倒臭い』の方が上だ しかし、負けてはいるが、一方的に殴り倒されている訳じゃない、井上先生だって ファンタジー要素が絡む、イチャラブコメとしては、現在、世に出ている作品の中で、確実に上位に入れる、と断言したい 改めて言うまでもないが、私的に感じる、『死神坊ちゃんと黒メイド』の魅力は、大きく分けて三つ まず、ヒロイン・アリスがエロい 「そこ!?」と呆れられるかもしれないが、ラブコメのヒロインに、色気が全く無かったら、読み手としては物足りない、と言うか、読み続けるのが辛くなるんじゃないだろうか そんな色気ムンムンのアリスが、坊ちゃんに仕掛ける逆セクハラが、実に効果的、読み手に対しても 次に、呪いの謎が少しずつ明かされている点 判りきっている事だが、坊ちゃんの呪いは中々に根深い アリスに、堂々と触れ、「好き」の気持ちを行動でも伝えたい、そんな坊ちゃんの願いに反するようにして、呪いを解くのは簡単じゃないってことがハッキリしていく とりあえず、この巻では、坊ちゃんに呪いをかけた魔女が、暗躍しているダレスの双子の姉である事が判明している しかし、どうして、坊ちゃんに、この呪いをかけたのか、は判らずじまい また、解呪の才能がある魔女・アメリアですら、この呪いは解けないようだ 坊ちゃんとアリスが、エアハグしないで済む日は、まだ遠そうである そして、これが大事だが、ストーリーの質が高い 並みのラブコメだと、人気を維持するために、ヒロインを脱がしたり、朝チュンシーンをぶっこんでくるが、この作品は、坊ちゃんが触れた者の命を奪う呪いを負っているので、それは出来ない だからこそ、相思相愛である坊ちゃんとアリスが、仲睦まじくなっていく話の運び方に、私はグッと来る 坊ちゃんとアリスだけでなく、ザインとカフの、ヘタレ同士のラブコメも、読み手の欲を満たしてくれる 個人的には、ロブとヴィオラも進展が欲しい もしかすると、私だけかもしれないが、ここ最近のロブさんのシリアスな顔を見ると、『HELLSING』のウォルターを思い出してしまう また、この(6)で登場している、座長さんとアメリアさんが、次巻では再会してほしいとこ この(6)で印象的だった回は、ザインが(勝手に)抱えているカフへの負い目が明らかになっている、第78話「ふたりぼっち」だ 飄々とし、いつも、ふざけ、茶化し、周囲の空気が悪くならないように努めているキャラが、このように重いものを背負っていると、見方が良い意味で変化する 普通なら、自分の両親を救う事が出来なかったのなら、人は相手を憎み、冷たく当たるだろう しかし、カフは、時たま、当たりが厳しくなる事はあるにしろ、ザインの事を信じ、頼りにし、心の奥底では、気付いていないだけで、彼への好意が満ちている カフの中で増えている、「大好き」が、いつ溢れて、歯止めが効かなくなるか、楽しみだ インパクトがあったって意味では、ウォルターの女装 本人がハマるのは自由だけど、このクオリティの高さだと、周囲の男性の新たな扉を開いちまいそうだなァ この台詞を引用に選んだのは、坊ちゃん、カッコいー、と思ったので こうやって、家族の事を尊敬できる、彼の素直さに、アリスは惚れているんだろう いつか、兄弟が仲良しに戻れる時が来ると良いけど 「ゴルフと言えば、ウォルターを思い出すよ」 「ウォルター様ですか?」 「この間、本邸に行ったとき、彼の手にマメが出来ているのを見た。利き手でもない方に、何故? と思って、のちのち、それがゴルフの練習のものだ、と気づいた。クールに振る舞っていても、ウォルターは、努力家なんじゃないかな。僕は、彼を尊敬するよ」 「そうですね、坊ちゃん」(by坊ちゃん、アリス)

Posted by ブクログ

2019/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんだか触れたら死んじゃう設定が形骸化してしたな。 普通のラブコメでも、別にそんなベタベタ触れ合いまくるワケではないので、触れないって条件は意外と地味なのかも。 触れないことを強調しようとすると不自然に触りそうになる描写になってしまう。 アリスはそれをイタズラっぽくやってるんだけど、あまりに頻繁にやりすぎて緊張感がなくなってる。 坊ちゃんが少し手元が狂ったりしたらアリスに触っちゃってたんじゃね?みたいな場面も多く、命を軽視してるように見える。 まぁ、アリスに呪いが効くのかは疑わしいと思ってるんだけどね、自分としては。 呪いの真相は気になるけど、日常パートを読むのがちょっとツラくなってきた(退屈的な意味で)。

Posted by ブクログ