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チョコレート・ガール探偵譚
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チョコレート・ガール探偵譚
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商品レビュー
3.5
22件のお客様レビュー
ミステリのようなタイトルですが、図書館では随筆やノンフィクションの書架にありました。「チョコレート・ガール」という可愛いタイトルの、戦前のサイレント映画を探索する吉田さんの「旅路」なのでした。小説だと言われても納得してしまいそうですね。フィルムは未発見、主演女優の消息も未詳、でも...
ミステリのようなタイトルですが、図書館では随筆やノンフィクションの書架にありました。「チョコレート・ガール」という可愛いタイトルの、戦前のサイレント映画を探索する吉田さんの「旅路」なのでした。小説だと言われても納得してしまいそうですね。フィルムは未発見、主演女優の消息も未詳、でも、「ない」とは証明できない。それでいいのだと思います。この本を読むと、探したプロセスとわくわく感を共有できるのだから。
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古本屋でジャケ買い。 帯を読んでもよくわからなかったけど、読み終わっても何の本かよくわからなかった。 まわりくどい書き方は苦手だけど、こういう書き手の人多いけど、引用が面白いので最後まで読めました。 この社会を支配するもの、人間の生活を保障するもの、は決して恋や愛ではない。金だ、...
古本屋でジャケ買い。 帯を読んでもよくわからなかったけど、読み終わっても何の本かよくわからなかった。 まわりくどい書き方は苦手だけど、こういう書き手の人多いけど、引用が面白いので最後まで読めました。 この社会を支配するもの、人間の生活を保障するもの、は決して恋や愛ではない。金だ、金だ。 本当になにがあったんだ。
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『キネマ旬報』讀者寄書欄の、冬木笛美さんが書かれた「秋の随想」の文章がとても好きでした。 「いまはどうか知らないが、その昔、映画館は身を隠すところだった」 「アニメの主人公がプリントされたパッケージに包まれたチョコレートは、そのアニメの物語のあじがした。食べるたび、アニメのテ...
『キネマ旬報』讀者寄書欄の、冬木笛美さんが書かれた「秋の随想」の文章がとても好きでした。 「いまはどうか知らないが、その昔、映画館は身を隠すところだった」 「アニメの主人公がプリントされたパッケージに包まれたチョコレートは、そのアニメの物語のあじがした。食べるたび、アニメのテーマソングが耳の奥で鳴り、舌から喉へ、さらには胃の底へ、ついには、記憶がしまいこんであるいちばん深いところまで、物語が甘く染み込んだ」
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