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「うつ」は炎症で起きる
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「うつ」は炎症で起きる

エドワード・ブルモア(著者), 藤井良江(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/05/29
JAN 9784794223944

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商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • うつ病
  • 炎症
  • 理論
  • 身体
  • 心の関係
  • ストレス
  • 免疫療法
  • 慢性疾患
  • 治療の未来
  • 精神医学

うつ病の原因が「心」だけでなく、身体の炎症にあるという新たな視点を提供します。著者は、炎症がうつ病に与える影響を科学的に解明し、ストレスや慢性疾患がどのように脳に作用するかを具体的に説明しています。従来の精神医学の枠を超え、炎症マーカーや免疫療法の可能性についても触れ、未来の治療法に希望を持たせる内容です。特に、既存の抗うつ薬では効果が得られなかった患者に対する新たなアプローチが示唆されており、読者にとって興味深い情報が満載です。科学的根拠に基づいた説明は、信頼性が高く、最新の医療コンセンサスを理解する手助けとなります。全体として、身体と心の関係を深く考えさせる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/22

翻訳本にしてはかなり読みやすく、余計なエピソードトークが入らない良書。 アミロイド仮説だけでは説明できない認知症と同様に、セロトニン欠乏だけでは鬱も説明できない。炎症を抑えれば全ての鬱が改善する、と断定せずに、あくまで一つの仮説として提唱している姿勢に好感を持った。内容的には既知...

翻訳本にしてはかなり読みやすく、余計なエピソードトークが入らない良書。 アミロイド仮説だけでは説明できない認知症と同様に、セロトニン欠乏だけでは鬱も説明できない。炎症を抑えれば全ての鬱が改善する、と断定せずに、あくまで一つの仮説として提唱している姿勢に好感を持った。内容的には既知のものが多かったが、単純に読み物として面白かった。

Posted by ブクログ

2024/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書では、従来考えられてきた「炎症による身体症状が精神に(不安を)働きかけて」鬱症状を引き起こすのではなく、「炎症が起きることで炎症物質(:サイトカイン)が血中に拡散され、それが脳に届く」ことで鬱症状が起きるという考えを紹介している。 従来の考え方であれ、本書で扱われている考え方であれ、どちらの経路をとっても「炎症→鬱症状」という観察結果は変わらないので、新しい考え方を示すには、途中の経路の解明や、細かく切り分けられた症例の統計、あるいは新たな検査結果(ex. うつ病患者を精密に検査したら炎症の値が必ず異常値)が必要になるが、その結果を示すまでが長く、冗長な感じがする。 免疫についてや、これまでの精神医学の発展についての内容を系統的に説明するのは重要なことなのだが、 その書かれている内容が余分なこと(長い間本書の考え方に至らなかった言い訳のようにすら感じてしまう)が多い気がして「それなら本題にページを割くべき。言い訳は序文や議論でしろ」と思ってしまう。 1章以降は蛇足で5章からが本番という感じを受ける。 また、オチも弱く、読み終えても「結局何が言いたいのか」と感じるかもしれない。 従来型の治療(抗うつ薬)が奏功するタイプの鬱もあれば、他の原因による鬱もある。"他の原因"の一つは体内の炎症に由来するようであり(他にもタイプがあるかもしれない)、その解明、コントロールに向けた研究を進めている。決定打は残念ながらまだ無い。 ということをお茶を濁しながら書いている。 洋の東西を問わず研究者は持って回ったように感じる言い回し(;滅多に断定口調では話さない)をする。これは、皆が支持する考え方であっても多くの不確定要素の上に成り立っていることを知っているからなのだが、この著者のわかりにくい書き方は研究者独特の語り口というよりも、「なんだか言い訳がましい文章だな」と感じることが多かった。よほどこれまでやってきた研究や治療に罪悪感や後悔があるのだろうか。 著者について「大丈夫か?」とちょっと不安になったので、 本書で取り扱う『炎症と鬱病の関係性』はどのくらいコンセンサスを得ているのか?の指標として、 本書の考えの根本である主要な文献4つ(いずれも本書の著者のものではない)を調べてみたが、どれもグーグルスカラーの簡易的な被引用件数だけで1千〜数千件の被引用があり、かなりのインパクトのある論文だった。 引用のされ方の善し悪しまで評価は出来ないが話題になっているのは間違いなさそう。 また、本書の目的とは別だが、 迷走神経を刺激することで脾臓からサイトカイン(あるいはマクロファージ)を抑制する物質を分泌させる方法は、自己炎症性症候群などでは効果がないのだろうか? ”炎症"が思っているより広い範囲で影響を与えているのは本書の内容だけでなく近年の医学の進歩で明らかになっていることなので、それを薬以外でコントロールする方法には興味がわいた。

Posted by ブクログ

2021/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「鬱」が炎症で起きるのかどうかは、本当のところは分かっていないということでしたが、炎症が関与(増悪したり、きっかけになったり)するのは間違いなさそう。 C反応性タンパク(CRP)が上がっていて、統合失調症の人に炎症があるといわれても、医学の知識がないとCRPを改善すれば、すぐ薬になりそうじゃん、と誤解を与えそう。 著者もわかっているし、医薬品の開発を始め、医学に通じている人もわかっているはずですが、ちょっとしたことですぐ上昇してしまうものなので、あくまでも本書の後半に述べている通り、バイオマーカーの事例として読むべきでしょう。 ブロックバスターのビジネスモデルが崩壊してしまったのも、医薬品業界にいるとすごくうなづけますし、案外といか結構、面白かったなぁ~という感じでした。 本書を読んでも、統合失調症の対処はわかりません。あくまでも医者が、進んでいない精神科の治療に対して、神経免疫学のアプローチが「鬱」が炎症で起きるのかどうかは、本当のところは分かっていないということでしたが、炎症が関与(増悪したり、きっかけになったり)するのは間違いなさそう。 C反応性タンパク(CRP)が上がっていて、統合失調症の人に炎症があるといわれても、医学の知識がないとCRPを改善すれば、すぐ薬になりそうじゃん、と誤解を与えそう。 著者もわかっているし、医薬品の開発を始め、医学に通じている人もわかっているはずですが、ちょっとしたことですぐ上昇してしまうものなので、あくまでも本書の後半に述べている通り、バイオマーカーの事例として読むべきでしょう。 ブロックバスターのビジネスモデルが崩壊してしまったのも、医薬品業界にいるとすごくうなづけますし、案外といか結構、面白かったなぁ~という感じでした。 本書を読んでも、統合失調症の対処はわかりません。あくまでも米国の医師が、進んでいない精神科の治療に対して、神経免疫学的アプローチが期待できる、という学術書でした。 

Posted by ブクログ

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